特許
J-GLOBAL ID:200903000810695167

含フッ素ポリマーの再利用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  渡辺 敏章 ,  関口 鶴彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-041571
公開番号(公開出願番号):特開2005-235504
出願日: 2004年02月18日
公開日(公表日): 2005年09月02日
要約:
【課題】 使用済みの固体高分子型燃料電池から劣化度の低い含フッ素ポリマーを選択して回収し、再利用する。【解決手段】 膜-電極接合体(MEA)から、スルホン酸基を有する含フッ素ポリマーを回収し、再利用する方法において、(1)該スルホン酸基を有する含フッ素ポリマーを溶解する溶媒中で該MEAの溶解処理を行い、該スルホン酸基を有する含フッ素ポリマー溶液(電解質成分)と電極構成物との混合物にする工程と、(2)前記工程で得られた混合物中の電解質成分と、触媒金属を担持した導電性担体を含む不溶物部分(貴金属成分)とに固液分離する工程、(3)前記分離工程で得られた電解質成分を、スペクトル測定し、該含フッ素ポリマーの側鎖に起因するスペクトルを指標として劣化度を判断し、劣化度の低い含フッ素ポリマーを選択する工程、を含む。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
スルホン酸基を有する含フッ素ポリマーからなる電解質膜(a)と、該電解質膜に接合され、触媒金属を担持した導電性担体とプロトン伝導性ポリマーからなる電極触媒を主要構成材料とするガス拡散電極(b)とで構成される膜-電極接合体(MEA)から、スルホン酸基を有する含フッ素ポリマーを回収し、再利用する方法において、 (1)該スルホン酸基を有する含フッ素ポリマーを溶解する溶媒中で該膜-電極接合体の溶解処理を行い、該スルホン酸基を有する含フッ素ポリマー溶液と電極構成物との混合物にする工程と、 (2)前記工程で得られた混合物中の、該スルホン酸基を有する含フッ素ポリマーを含有する溶液部分(電解質部分)と、触媒金属を担持した導電性担体を含む不溶物部分とに固液分離する工程、 (3)前記分離工程で得られたスルホン酸基を有する含フッ素ポリマー溶液を、スペクトル測定し、該含フッ素ポリマーの側鎖に起因するスペクトルを指標として劣化度を判断し、劣化度の低い含フッ素ポリマーを選択する工程、 を含むことを特徴とする固体高分子型燃料電池用含フッ素ポリマーの再利用方法。
IPC (3件):
H01M8/04 ,  H01M8/02 ,  H01M8/10
FI (3件):
H01M8/04 Z ,  H01M8/02 P ,  H01M8/10
Fターム (12件):
5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026BB01 ,  5H026BB08 ,  5H026BB10 ,  5H026CX04 ,  5H026EE02 ,  5H026EE19 ,  5H026HH05 ,  5H026HH08 ,  5H027AA06 ,  5H027KK41
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (1件)

前のページに戻る