特許
J-GLOBAL ID:200903000903157882

柔軟な薄ものの切断具に安全性と切断性の両立をもたらす切断機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-083144
公開番号(公開出願番号):特開2008-238345
出願日: 2007年03月28日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】本発明により、柔軟な薄い紙・布・フィルムあるいは粘着テープなどの切断具に装備するための、切刃に指などが絶対に触れないという意味で絶対安全かつ構造簡易な切断機構部分を提供することが可能となり、幼児や高齢者など予想外の使い方をする可能性のある家庭環境だけでなく、医療現場など汚染物や汚濁物を薄手の防護手袋で扱う作業環境においても安心して使える切断具を実現することができるようになった。【解決手段】切刃を二つの障壁面が成す隅角部に設置することにより、指などが絶対触れないようにしたこと、切刃に被切断物を押し付ける挿入子の概念を導入することにより隅角部に置かれた切刃が切断具としての機能が果たせるようになった。【選択図】図1
請求項(抜粋):
柔軟な薄ものを対象とする切断具の切断機構部であって、切刃1の一方の側には挿入子2が挿入できるだけの間隔を有する位置に切刃1と平行な平面状の、または切刃1の側に傾斜した平面状もしくは曲面状の奥障壁面3が配置され、切刃1の他方の側には切刃1に近接して前障壁面4が配置されること、および切刃1の刃先が前障壁面4と面一になるように、もしくは切刃1の刃先が前障壁面4を含む平面と奥障壁面3とで形成される隅角部に突き出すように配置され、かつ挿入子2の前縁の稜線部分の形状が一方の端において急勾配でその後勾配を緩めながら他端に至るような形状であることもしくは一定の勾配を持った形状であること、さらに前障壁面4もしくは前障壁面アーム部11と共に被切断物を挟み込んで保持するための保持子5と挿入子2とが一体に、回転自在にもしくは摺動自在に結合されていることを特徴とする切断機構部。
IPC (3件):
B26D 7/22 ,  B26D 1/02 ,  B26D 7/02
FI (3件):
B26D7/22 A ,  B26D1/02 F ,  B26D7/02 C
Fターム (4件):
3C021HA02 ,  3C027DD01 ,  3C027DD03 ,  3C027DD08
引用特許:
出願人引用 (18件)
  • 実開平7-002354
  • 特許3084371号
  • ラップフィルム等切断具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-146230   出願人:藤本忠歳, 藤本泰弘, 藤本麻里
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