特許
J-GLOBAL ID:200903001056592212

重金属汚染土壌の浄化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-262148
公開番号(公開出願番号):特開2000-084366
出願日: 1998年09月16日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】陰極周辺に集結した重金属類を効率的に除去できる重金属汚染土壌の浄化方法及びこれに用いる装置を提供する。【解決手段】重金属類を含む汚染土壌中に相互に対向するように陽極電極と陰極電極とを設置し、陰極電極の周辺に汚染物質を含む水を流通させることで陰極に汚染物質を集結させる。陰極電極の周囲にpH高緩衝能材料を交換可能に配置する工程、陰極電極及びpH高緩衝能材料を汚染土壌中に埋設する工程、陽極電極と陰極電極との間に直流電圧を印加して、この通電中に陰極電極表面で発生する水素基をpH高緩衝材に吸着させる工程、土壌中の電位勾配が不均一になったことを条件に、pH高緩衝能材料を交換する工程を含む。
請求項(抜粋):
重金属類を含む汚染土壌中に相互に対向するように陽極電極と陰極電極とを設置し、汚染土壌中に存在していた汚染物質とともに電気浸透現象により陰極電極の周辺に流動してきた土壌間隙水を土壌系以外に排出させる汚染土壌の浄化方法において、前記陰極電極の周囲にpH高緩衝能材料を交換可能に配置して、この陰極電極及びpH高緩衝能材料を汚染土壌中に埋設する工程、陽極電極と陰極電極との間に直流電圧を印加して、通電中に陰極電極表面で発生する水酸基をpH高緩衝材に吸着させる工程、汚染土壌中の電位勾配が不均一になったことを条件に、pH高緩衝能材料を交換する工程、を含むことを特徴とする重金属汚染土壌の浄化方法。
IPC (2件):
B01D 57/02 ,  E02D 3/11
FI (2件):
B01D 57/02 ,  E02D 3/11
Fターム (1件):
2D043CA13
引用特許:
審査官引用 (9件)
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