特許
J-GLOBAL ID:200903001081271099

分散、利得傾斜、及び帯域ポンピング非線型性の光ファイバーの補償

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-555336
公開番号(公開出願番号):特表2002-518854
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】ラマン増幅器における光学増幅及び分散補償を結合させるための装置及び方法が説明される。分散管理ラマン増幅器(DMRA)は、リンクの分散を相殺させるために、利得ファイバの長さ及び分散を選択することによって、ラマン増幅を分散補償と結合する。この利得ファイバはまた、信号及びポンプ波長において単一モードである。ポンピングレベルは、利得ファイバ及び伝送リンクからの損失を相殺させるように調整される一方で、ポンピング構成は、ポンピング光に対して3デシベルの損失長内にとどまるように選択される。増幅器が二つの区分に分割される時、前記二つの区分は、アイソレータ、利得等化素子、及び/又は光学アド/ドロップ・マルチプレクサによって結合されてもよい。分散シフト・ファイバ(DSF)に基づいたWDM伝送システムに関して、1430乃至1530ナノメートルの「紫色帯域」でのオペレーションは、ラマン増幅に基づいている。DMRAを使用することによて、分散及び非線形性管理システムは実行される。特に、4WMは、そのようなシステムにおいては位相整合せず、変調不安定性は、伝送リンクにおいては存在しない。さらに、利得等化は、一つ又は二つのマッハ・ツェンダ周波数フィルタをカスケードすることによって、DMRAに加えられることができる。本発明はまた、C帯域の下及び上にチャネルを対称的に追加する方法を含み、C帯域内の利得傾斜は最小化されることができる。それゆえに、C帯域におけるラマン・エネルギ交換を最小化するために、およそ同数のチャネルが、短波長S帯域及び長波長L帯域に配置される。また、C及びL帯域は、エルビウムドープファイバ増幅器を使用して増幅されるのに対して、S帯域は、別個の又は分布ラマン増幅器を使用することができる。異なる帯域に関するポンピング間の相互作用を最小化するために、交互の帯域ポンピングが、空間的に分散され及び/又は交差偏光されることができる。分布ラマン増幅は、別個のレーザ・ダイオードで伝送線をポンピングすることによって、又はラマン・オシレータによって達成されることができる。
請求項(抜粋):
長さ、光学損失、分散、分散の符号及び遮断波長を有する少なくとも一つの伝送リンクを含むファイバ光学伝送システムにおいて、本発明は、前記分散を補償し、及び前記光学損失を相殺させるための単一の光学素子を具備し、前記光学素子は: 信号波長を有する光学信号を受信するための入力ポートと; 光学損失を有し、及び前記光学信号を増幅させるための前記入力ポートに接続された分布利得媒体と; 前記光学信号が、前記伝送リンク及び前記利得媒体の光学損失を補償するための有効利得を受けるのに十分な高さのポンピングレベルにおいて、前記分布利得媒体をポンピングするためのポンピング光を生成するためのポンピング波長を有するポンピング機構と; 前記増幅された光学信号を出力するための出力ポートと;を含むことを特徴とする前記発明。
IPC (3件):
H01S 3/06 ,  H01S 3/10 ,  H01S 3/30
FI (3件):
H01S 3/06 B ,  H01S 3/10 Z ,  H01S 3/30 Z
Fターム (6件):
5F072AB07 ,  5F072AK06 ,  5F072JJ20 ,  5F072KK11 ,  5F072QQ07 ,  5F072YY17
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-102585
  • 特開昭62-102585
  • 特開昭62-102585
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引用文献:
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