特許
J-GLOBAL ID:200903001091337063

高分子系廃棄物の熱分解炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-176095
公開番号(公開出願番号):特開平10-017871
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】高分子系廃棄物の熱分解を連続的に行うことが出来、かつ、熱分解対象物を容易に除去でき、構成が簡単で、設備コストを抑え、装置自身の大きさも小さく抑えることが出来る高分子系廃棄物の熱分解炉を提供する。【解決手段】原料投入口101から投入された高分子系廃棄物は原料溶解槽102内部でペースト状に溶解される。原料溶解槽102の底の部分には熱分解用傾斜管104が設けられ、内部に設けられたスクリューフィーダ115によって、ペースト状になった高分子系廃棄物は斜め上方に傾斜した熱分解用傾斜管104内部に導かれる。熱分解部103内部には上方に行くほど温度が高いという温度勾配が作られ、ペースト状の高分子系廃棄物が熱分解用傾斜管104を上るにしたがって、高い温度に曝されるようになる。ペースト状の高分子系廃棄物はさまざまな材質を含んでいるが、温度勾配を付けられた熱分解用傾斜管104内部を運ばれていく内にガス化し、分解ガスとして次の処理に回される。
請求項(抜粋):
高分子系廃棄物のリサイクルに使用する熱分解炉において、高分子系廃棄物が投入される原料溶解槽と、前記原料溶解槽に投入された前記高分子系廃棄物を溶解するために、前記原料溶解槽を周囲から加熱するための第1の加熱手段と、前記原料溶解槽の下部に第1の端が取り付けられ、第2の端が前記原料溶解槽の下部よりも上方に設けられた、溶解した前記高分子系廃棄物を導入する熱分解用傾斜管と、前記熱分解用傾斜管の上方に設けられた前記第2の端の方が、前記原料溶解槽の下部に設けられた前記第1の端よりも高温となるように、前記熱分解用傾斜管内の溶解された前記高分子系廃棄物を熱分解するための熱を加える第2の加熱手段と、からなることを特徴とする熱分解炉。
IPC (3件):
C10G 1/10 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C10B 53/00
FI (3件):
C10G 1/10 ZAB ,  C10B 53/00 B ,  B09B 3/00 302 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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