特許
J-GLOBAL ID:200903001186107235

有機性廃水の処理方法及び有機性廃水の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 近藤 利英子 ,  吉田 勝広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-130066
公開番号(公開出願番号):特開2006-305448
出願日: 2005年04月27日
公開日(公表日): 2006年11月09日
要約:
【課題】2相活性汚泥法を改良し、特に、高負荷運転を可能とする有機性廃水の処理方法およびその装置を提供する。【解決手段】原生動物の実質的不存在下で有機汚濁成分を酸化分解し、非凝集性細菌に変換する第1処理槽と、第1処理槽からの廃水を固着性原生動物処理して非凝集性細菌を捕食除去させる第2処理槽とからなる2相活性汚泥法を用いた有機性廃水の処理方法において、少なくとも上記第1処理槽における細菌処理の際の曝気を酸素ガスで行い、且つ、少なくとも第1処理槽内の水質を経時的に測定し、細菌処理を悪化させる水質の変化を検知した時点で、少なくとも被処理水の第1処理槽への導入を一時停止して種汚泥又は微生物製剤を添加した後、第1処理槽の酸素による曝気を行ない、その後に第1処理槽への被処理水の導入を再開する有機性廃水の処理方法およびこれを用いた装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機性汚濁成分を含む被処理水を第1処理槽に導入し、該第1処理槽内で原生動物の実質的不存在下で細菌処理し、被処理水中に含まれる有機物を酸化分解すると共に非凝集性細菌に変換した後、第1処理槽からの非凝集性細菌を含む廃水を活性汚泥が存在する第2処理槽に導入し、該第2処理槽内で非固着性原生動物の実質的不存在下、固着性原生動物処理して非凝集性細菌を固着性原生動物に捕食除去させる2相活性汚泥法を用いた有機性廃水の処理方法において、 少なくとも上記第1処理槽における細菌処理の際の曝気を酸素ガスで行い、 且つ、少なくとも第1処理槽内の水質を経時的に測定し、細菌処理を悪化させる水質の変化を検知した時点で、少なくとも被処理水の第1処理槽への導入を一時停止して種汚泥又は微生物製剤を添加した後、第1処理槽の酸素による曝気を行ない、その後に第1処理槽への被処理水の導入を再開することを特徴とする有機性廃水の処理方法。
IPC (4件):
C02F 3/12 ,  C02F 3/26 ,  C02F 3/32 ,  C02F 3/34
FI (6件):
C02F3/12 D ,  C02F3/12 H ,  C02F3/12 M ,  C02F3/26 ,  C02F3/32 ,  C02F3/34 Z
Fターム (23件):
4D028AA01 ,  4D028AB00 ,  4D028AB03 ,  4D028AC06 ,  4D028BC14 ,  4D028BC18 ,  4D028BC24 ,  4D028BD01 ,  4D028BD07 ,  4D028BD16 ,  4D028CA04 ,  4D028CC00 ,  4D028CC04 ,  4D028CD01 ,  4D028CD08 ,  4D029AA01 ,  4D029AB07 ,  4D029BB10 ,  4D029CC03 ,  4D040CC11 ,  4D040DD03 ,  4D040DD11 ,  4D040DD24
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公昭56-48235号公報
  • 有機性廃水の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-040361   出願人:工業技術院長, 環境エンジニアリング株式会社, 中村和憲
審査官引用 (3件)
  • 有機性廃水の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-330991   出願人:工業技術院長, 環境エンジニアリング株式会社, 中村和憲
  • 特開平3-229694
  • 特公昭56-048235

前のページに戻る