特許
J-GLOBAL ID:200903042294242694

有機性廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 勝広 (外2名) ,  吉田 勝広 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-040361
公開番号(公開出願番号):特開2000-051886
出願日: 1999年02月18日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 性状及び廃水量の変動が著しい実際の有機性廃水に適用しても、処理水の水質を悪化させることなく処理効率の向上が図れ、余剰汚泥量の減量化が達成できる効果が安定して確実に得られる有機性廃水の処理方法の提供。【解決手段】 第1処理槽で原生動物の実質的不存在下、有機性廃水(原水)を細菌処理した後、活性汚泥を有する第2処理槽に導入して非固着性原生動物の実質的不存在下、固着性原生動物処理して非凝集性細菌を固着性原生動物に捕食除去させる2相活性汚泥法を利用した有機性廃水の処理方法において、BODで示される有機汚濁成分濃度の変動が抑制された原水を導入する有機性廃水の処理方法、及び、第1処理槽内の水質の悪化を検知後、第1処理槽内の生物処理状態の回復処理を行なった後、原水の導入を行なう有機性廃水の処理方法。
請求項(抜粋):
有機性汚濁成分を含む被処理水を第1処理槽に導入し、該第1処理槽内で原生動物の実質的不存在下で細菌処理し、被処理水中に含まれる有機物を酸化分解すると共に非凝集性細菌に変換した後、第1処理槽からの非凝集性細菌を含む廃水を活性汚泥が存在する第2処理槽に導入し、該第2処理槽内で非固着性原生動物の実質的不存在下、固着性原生動物処理して非凝集性細菌を固着性原生動物に捕食除去させる2相活性汚泥法によって処理する有機性廃水の処理方法において、第1処理槽に導入する被処理水中のBODで示される有機汚濁成分濃度の変動が抑制されていることを特徴とする有機性廃水の処理方法。
IPC (3件):
C02F 3/12 ZAB ,  C02F 3/12 ,  C02F 3/34
FI (3件):
C02F 3/12 ZAB B ,  C02F 3/12 H ,  C02F 3/34 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公昭56-048235
  • 特開平4-277086
  • 有機性廃水の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-224470   出願人:工業技術院長, 環境エンジニアリング株式会社, 中村和憲
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