特許
J-GLOBAL ID:200903001234379960

(メタ)アクリル酸アルキルエステルの連続的製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-022634
公開番号(公開出願番号):特開平9-208519
出願日: 1997年02月05日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 新規(メタ)アクリル酸アルキルエステルの連続的製法。【解決手段】 (メタ)アクリル酸、アルカノール及び触媒を反応帯域に供給し、形成された水を反応帯域上におかれた精留ユニット中でアルカノールを含む混合物の成分として滞留時間の間に精留により除去し、この得られた留出液をアルカノールからなる有機相及び水からなる水相に分離し、この有機相をほぼ完全に精留ユニットに戻し、この反応混合物を反応帯域から取り出し、更なる精留ユニットからなる蒸留分離帯域中に搬送し、かつそこで形成されたアルキル(メタ)アクリレートを分離することにより、溶剤不含の均一な液相で(メタ)アクリル酸アルキルエステルを連続的に製造する方法において、その出発物質のモル比及びその工程を規定する。【効果】 高純度の(メタ)アクリル酸のアルキルエステルが得られる。
請求項(抜粋):
溶剤不含の均一な液相で、上昇温度及び酸エステル化触媒の存在下に(メタ)アクリル酸を炭素原子数1〜8のアルカノールと反応させることにより(メタ)アクリル酸アルキルエステルを連続的に製造する方法において、(メタ)アクリル酸、アルカノール及び触媒を反応帯域に供給し、形成された水を反応帯域上におかれた精留ユニット中でアルカノールを含む混合物の成分として滞留時間の間に精留により除去し、この得られた留出液をアルカノールからなる有機相及び水からなる水相に分離し、この有機相をほぼ完全に精留ユニットに戻し、この反応混合物を反応帯域から取り出し、更なる精留ユニットからなる蒸留分離帯域中に搬送し、かつそこで形成されたアルキル(メタ)アクリレートを分離し、その際a)(メタ)アクリル酸及びアルカノールを1:0.75〜1:2のモル比で反応させ、b)精留ユニット(III)の塔頂で得られた水相の一部を精留ユニットに戻し、c)反応帯域から取り出された反応混合物を更なる精留ユニット(I)に供給し、かつここで反応混合物を触媒からなる生成物(II)及び(メタ)アクリル酸アルキルエステル、残留アルカノール及び残留(メタ)アクリル酸からなる生成物(I)に分離し、かつd)この生成物(I)を更なる精留ユニット(II)中に供給し、かつこのユニット中で(メタ)アクリル酸のアルキルエステルを残留アルカノールから及び残留(メタ)アクリル酸から分離し、かつ残留アルカノール及び残留(メタ)アクリル酸を反応帯域中に戻すことを特徴とする(メタ)アクリル酸アルキルエステルの連続的製法。
IPC (5件):
C07C 69/54 ,  B01J 31/02 103 ,  C07C 67/08 ,  C07C 67/54 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 69/54 Z ,  B01J 31/02 103 X ,  C07C 67/08 ,  C07C 67/54 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (2件)

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