特許
J-GLOBAL ID:200903001287259621

湿式成形用ポリカーボネート樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-279076
公開番号(公開出願番号):特開平8-134198
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 溶剤特性、耐ストレスクッラキング性、機械特性に優れた湿式成形用ポリカーボネート樹脂を提供する。【構成】 フルオレン構造を有する下記一般式(A)および下記一般式(B)で表される構成単位を有し、一般式(A)で表される構成単位が全構成単位中5〜80mol %であり、極限粘度が0.30〜2.0dl/gであるポリカーボネート樹脂に関する。【化1】【化2】
請求項(抜粋):
下記一般式(A)および一般式(B)で表される構成単位を有し、一般式(A)で表される構成単位が全構成単位中5〜80mol %であり、極限粘度が0.3 〜2.0dl/g である湿式成形用ポリカーボネート樹脂。【化1】(式中、R1 〜R4 は水素原子またはフッ素、塩素、臭素から選ばれるハロゲン原子、それぞれ置換基を有してもよい、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、炭素数7〜17のアラルキル基であり、これらのいずれにも有してもよい置換基が、炭素数1〜5のアルキル基またはアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ジメチルシロキシ基でありる。ただし、R1 〜R2 のうち少なくとも1つは水素原子以外の基である。m, n, l, pは1〜2の整数である。)【化2】(式中、R5 〜R8 はそれぞれ、水素原子またはフッ素、塩素、臭素から選ばれるハロゲン原子、それぞれ置換基を有してもよい、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、炭素数7〜17のアラルキル基であり、これらのいずれにも有してもよい置換基が、炭素数1〜5のアルキル基またはアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ジメチルシロキシ基であり、Xは、下記に示される基の一種である。【化3】(式中R9 、R10はそれぞれ、水素原子またはフッ素、塩素、臭素から選ばれるハロゲン原子、それぞれ置換基を有してもよい炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数2〜5のアルケニル基、またはR9 およびR10が直接結合して、炭素環又は複素環を形成する基を表し、これらのいずれにも有してもよい置換基が、炭素数1〜5のアルキル基またはアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ジメチルシロキシ基である。aとbは0〜20の整数、cは1〜500の整数を表す。)
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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