特許
J-GLOBAL ID:200903001310527604

超微細粒を有する延性、靱性、疲労特性、強度延性バランスに優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-252256
公開番号(公開出願番号):特開平9-087798
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 熱間圧延のままで、残留オーステナイトと超微細ポリゴナルフェライト組織からなり、超微細粒を有する延性、靱性、耐疲労特性、強度延性バランスに優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法を提供する。【解決手段】 重量%で、C:0.05%〜0.30%、Si:0.30〜2.0 %、Mn:1.0 〜2.5 %、Al:0.003 〜0.100 %、Ti:0.05〜0.30%を含有し、さらに、5 〜20%(体積率)の残留オーステナイトと、75%以上(体積率)の平均粒径10μm未満のポリゴナルフェライトからなる超微細粒を有する延性、靱性、疲労特性、強度延性バランスに優れた高張力熱延鋼板で、スラブを、低温加熱後、圧下率が20%以上/パスとなる圧延を2回以上行い、Ar3変態点以上で仕上圧延を行った後、20°C/秒以上の冷却速度で冷却し、350 °Cから550 °Cで巻き取ることにより製造できる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.05%〜0.30%、Si:0.30〜2.0 %、Mn:1.0 〜2.5 %、Al:0.003 〜0.100 %、Ti:0.05〜0.30%、を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、さらに、平均結晶粒径10μm未満のポリゴナルフェライトが体積率で75%以上、かつ残留オーステナイトが体積率で5〜20%の組織からなることを特徴とする超微細粒を有する延性、靱性、疲労特性、強度延性バランスに優れた高張力熱延鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (5件)
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