特許
J-GLOBAL ID:200903001393393892

ヨ-ドニウム塩化合物を含有する光硬化性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣田 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-076916
公開番号(公開出願番号):特開2000-119306
出願日: 1999年03月19日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、ヨードニウム塩化合物の着色が少なく、高収率かつ容易に合成が可能であり、光、電子線、X線等の活性エネルギー線照射に高感度で感応し、モノマーに対する溶解性が高く、毒性が低いヨードニウム塩化合物を提供すると共に、対アニオンが六フッ化ホスホネートや四フッ化ボレート等でも、組成物がクリア系、顔料系にかかわらず、短時間で硬化することが可能で、かつ優れた硬化物物性を有する光硬化性組成物を提供することにある。【解決手段】 一般式(I)で表されるジアリールヨードニウム塩化合物と、カチオン重合性化合物、増感剤、顔料、ラジカル重合性化合物等とを含有させた光硬化性組成物を得る。【化1】
請求項(抜粋):
下記一般式(I)【化1】(式中、R1及びR2は、各々独立して水素原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基、カルボキシル基又はエステル基を表し、a及びbは各々独立して1から4のいずれかの整数を表わし、2以上の場合、R1及びR2は同一又は相異なっていてもよく、Yは非求核性のアニオン残基を表わし、Aは下式【化2】で表わされる置換基群より選ばれるいずれか一種の基を表わし、これら置換基群中、Bは、置換されていてもよいアルキレン基又は置換されていてもよいフェニレン基を表し、i、j、kは、各々独立して0又は1を表すが、全てが同時に0になること及びi=1、j=0、k=1になることはない数を表わし、R3、R4、R5、R8、R19及びR29は、各々独立して水素原子、ハロゲン原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいフェニル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいシクロアルコキシ基、置換されていてもよいフェノキシ基、カルボキシル基又はエステル基を表わし、R6、R7、R9、R10、R12、R13、R15、R16、R17、R18、R20、R21、R23、R24、R26及びR27は、各々独立して水素原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基又は置換されていてもよいフェニル基を表わし、c、d、e、f、g及びhは、各々独立して1〜5のいずれかの整数を表わし、2以上の場合、R3、R4、R5、R8、R19及びR29は、同一または相異なっていてもよく、n、m、p、q、r、s、t及びuは、各々独立して1〜8のいずれかの整数を表わし、2以上の場合、R6、R7、R9、R10、R12、R13、R15、R16、R17、R18、R20、R21、R23、R24、R26及びR27は、同一または相異なっていてもよく、R11、R14、R25及びR28は、各々独立して水素原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいフェニル基を表わし、R22は、水素原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいフェニル基又は置換されていてもよいアルコキシ基を表わし、v及びwは、各々独立して0、1、2のいずれかの整数を表わし、またXはハロゲン原子を表わす。)で表わされるジアリールヨードニウム塩化合物のうち少なくとも1種を含有することを特徴とする光重合開始剤。
IPC (6件):
C08F 2/48 ,  C08G 59/68 ,  C08G 65/00 ,  C08G 65/10 ,  C08G 65/18 ,  C08G 85/00
FI (6件):
C08F 2/48 ,  C08G 59/68 ,  C08G 65/00 ,  C08G 65/10 ,  C08G 65/18 ,  C08G 85/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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