特許
J-GLOBAL ID:200903001522831435
制動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-269560
公開番号(公開出願番号):特開2002-081475
出願日: 2000年09月06日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】ペダル踏力に応じたブレーキ力を得るためにモータ変位を制御する電動ブレーキにおいて、摩耗や熱変形によって変化するパッドとロータとの接触開始位置を正確に検出し、モータ変位指令値を補正して正確なブレーキ力制御を可能とする。【解決手段】モータ電流値Iを検出し、パッドーロータ間のクリアランスを詰めるためにモータを一定速で駆動して電流値Iが安定している状態から、電流値Iが増加し、閾値I0 以上となったときのモータ変位Xを用いて、パッドとロータとの接触開始位置を検出する。検出入力には、モータ電流値時間微分値や、モータ電流値時間微分値をモータ変位時間微分値で除した値を用いてもよい。また、パッドとロータとの接触開始位置が近づくことはないので、前回検出した接触開始位置以前の電流値、その時間微分値、それをモータ変位時間微分値で除した値に所定値を加えて閾値を設定してもよい。
請求項(抜粋):
車輪と共に回転するブレーキ回転体に対し、車体側に支持されたブレーキ摩擦体を押圧又は離間させる電動手段と、前記電動手段の作動状態を検出する作動状態検出手段と、運転者の操作量又は車両挙動に基づいてブレーキ指令値を設定するブレーキ指令値設定手段と、前記ブレーキ指令値設定手段で設定されたブレーキ指令値に基づいて前記電動手段を駆動制御するブレーキ制御手段と、前記電動手段によって前記ブレーキ摩擦体をブレーキ回転体に押圧するときに、前記作動状態検出手段で検出された電動手段の作動状態に基づいて、当該ブレーキ摩擦体とブレーキ回転体との接触開始位置を検出する接触開始位置検出手段とを備え、前記ブレーキ指令値設定手段は、前記接触開始位置検出手段で検出された前記ブレーキ摩擦体とブレーキ回転体との接触開始位置に基づいて、ブレーキ指令値を補正する補正手段を備えたことを特徴とする制動装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16D 65/18 A
, B60T 8/00 D
Fターム (24件):
3D046BB03
, 3D046CC06
, 3D046HH02
, 3D046HH51
, 3D046KK11
, 3D046LL14
, 3J058AA43
, 3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA63
, 3J058AA69
, 3J058AA73
, 3J058AA78
, 3J058AA83
, 3J058AA87
, 3J058BA01
, 3J058BA19
, 3J058BA60
, 3J058CC15
, 3J058CC77
, 3J058DB23
, 3J058DB27
, 3J058DB29
, 3J058FA01
引用特許: