特許
J-GLOBAL ID:200903001558108160

エンコーダ付組み合わせシールリングとこれを組み込んだ車輪支持用転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-253348
公開番号(公開出願番号):特開2002-062305
出願日: 2000年08月24日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】 シール性の確保と、スリンガ3に対するエンコーダ4の結合強度の確保とを両立させる。【解決手段】 スリンガ3を構成する回転円筒部12と回転円輪部13とのうち、シールリップ11a〜11cの先端縁を摺接させる部分を0.3Ra程度の平滑面とする事により、シール性を確保する。これに対して、上記エンコーダ4を結合する部分を1.0〜1.5Ra程度の粗面として、上記結合強度を確保する。
請求項(抜粋):
静止輪の周面と回転輪の周面との間に存在する空間部の開口端部を塞ぐと共に、この回転輪の回転速度を検出する為に使用するエンコーダ付組み合わせシールリングであって、上記静止輪の周面に固定されるシールリングと、上記回転輪の周面に固定される金属製のスリンガと、このスリンガに支持固定されるエンコーダとを備え、上記シールリングは、上記静止輪の周面に嵌合固定される固定円筒部及びこの固定円筒部の端縁から上記回転輪の周面に向け折れ曲がった固定円輪部から成る芯金と、この芯金の全周に亙って添着された、シールリップを有する弾性材とを備え、上記スリンガは、上記回転輪の周面に嵌合固定される回転円筒部と、この回転円筒部の端縁から上記静止輪の周面に向け折れ曲がった回転円輪部とを備えて、弾性材を備えず、上記回転円筒部の周面及び上記回転円輪部の片側面で上記シールリップの先端縁を摺接させる部分を平滑面とすると共に、上記回転円輪部の他側面で上記エンコーダを支持固定すべき面を上記周面及び片側面よりも表面粗さの値が大きい粗面としており、上記エンコーダは、円周方向に亙ってS極とN極とを交互に配置した永久磁石製で、上記回転円輪部の他側面に結合固定されている、事を特徴とするエンコーダ付組み合わせシールリング。
IPC (5件):
G01P 3/487 ,  B60B 35/14 ,  F16C 19/52 ,  F16C 33/78 ,  B60T 8/00
FI (5件):
G01P 3/487 F ,  B60B 35/14 V ,  F16C 19/52 ,  F16C 33/78 D ,  B60T 8/00 A
Fターム (14件):
3D046BB28 ,  3D046BB29 ,  3D046HH36 ,  3J016AA01 ,  3J016BB03 ,  3J016CA02 ,  3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101FA23 ,  3J101GA03
引用特許:
審査官引用 (7件)
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