特許
J-GLOBAL ID:200903001704798638

転がり軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-208148
公開番号(公開出願番号):特開2004-052831
出願日: 2002年07月17日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】車軸用転がり軸受装置では、その使用に伴なって外輪部材、保護キャップの温度が上昇する。そして金属製の外輪部材と樹脂製の保護キャップとでは熱膨張率が異なるため、外輪部材と保護キャップとの間に隙間が発生しやすい。このことは、泥水等が車軸用転がり軸受の内部に侵入し易くなる要因となる。【解決手段】車軸用転がり軸受装置1の使用に伴なって、熱膨張率の異なる外輪部材2および保護キャップ18の温度が上昇するとき、外輪部材2とストッパ部23との両軸方向対向面間に、外輪部材2および保護キャップ18両者の熱膨張率の相違に伴なう両端面の軸方向変位に伴なって弾性的に追随する弾性部材25を配置していることにより、弾性部材25が両者に接触した状態で軸方向に膨張して、両者の間に隙間が発生するのを防止でき、シール性を確保して軸受内部に泥水等が侵入するのを防止できる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
外周部に車体側に固定されるフランジ部を有する金属製の外輪部材と、前記外輪部材の径方向内方に同心に配置され軸方向一方側端部に車輪取付け用フランジ部を有する内輪部材と、前記外輪部材と内輪部材との間の環状空間に配置される複数個の転動体と、有底円筒形状に形成され開口側端部が外輪部材の軸方向他方側端部に嵌着される樹脂製のキャップとを含み、 前記外輪部材とキャップとの嵌着状態における外輪部材の軸方向他方側端部とキャップの開口側端部とが対向する両対向面間に、該両対向面間の間隔の変位に弾性的に追随する弾性部材が設けられている、ことを特徴とする転がり軸受装置。
IPC (2件):
F16C33/76 ,  B60B35/02
FI (2件):
F16C33/76 A ,  B60B35/02 B
Fターム (3件):
3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BA02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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