特許
J-GLOBAL ID:200903001775849616
溶液製膜方法及び溶液製膜設備
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小林 和憲
, 飯嶋 茂
, 小林 英了
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-084429
公開番号(公開出願番号):特開2008-242215
出願日: 2007年03月28日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】光学特性にすぐれたフイルムを製造する。【解決手段】流延バンドの上に流延ドープを流延して流延膜を形成する。流延膜を流延バンドから剥ぎ取って湿潤フイルム18を得る。湿潤フイルム18は、渡り部90を介してテンタ乾燥機45へ案内される。テンタ乾燥機45では、テンタ130は、湿潤フイルム18を搬送しがら、湿潤フイルム18乾燥処理と延伸処理と緩和処理とを施し、フイルム22を得る。テンタ乾燥室45における搬送により、湿潤フイルム18にはボーイング現象が発生する。この現象により、湿潤フイルム18に第1の光軸ずれが生成し、遅相軸にばらつきが生じる。本発明では、第3ゾーン123での延伸処理により、第1の光軸ずれと相殺しうる第2の光軸ずれを湿潤フイルム18上に形成するため、遅相軸のばらつきを抑えたフイルム22を製造することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ポリマーと溶媒とを含むドープを支持体上に流出する流出工程と、
前記支持体上に流延膜を形成する流延膜形成工程と、
自己支持性を有する前記流延膜を湿潤フイルムとして剥ぎ取る剥取工程と、
前記溶媒を含む前記湿潤フイルムを幅方向への延伸をしながら、前記湿潤フイルムを乾燥する第1乾燥工程と、
前記延伸を行わずに前記湿潤フイルムを乾燥し、フイルムを得る第2乾燥工程と、
を有する溶液製膜方法において、
前記第2乾燥工程で発生するボーイング現象により前記湿潤フイルムに生成する第1の光軸ずれと相殺しうる第2の光軸ずれを、前記第1乾燥工程の前記湿潤フイルムに付与することを特徴とする溶液製膜方法。
IPC (4件):
G02B 5/30
, B29C 41/24
, B29C 41/46
, B29C 55/02
FI (4件):
G02B5/30
, B29C41/24
, B29C41/46
, B29C55/02
Fターム (42件):
2H049BA02
, 2H049BA06
, 2H049BB33
, 2H049BB49
, 2H049BC01
, 2H049BC09
, 2H049BC22
, 4F205AA01
, 4F205AC05
, 4F205AG01
, 4F205AH73
, 4F205AM32
, 4F205AR06
, 4F205AR20
, 4F205GA07
, 4F205GB02
, 4F205GC07
, 4F205GF24
, 4F205GN13
, 4F205GN19
, 4F205GN22
, 4F205GN29
, 4F205GW26
, 4F210AA01
, 4F210AC05
, 4F210AG01
, 4F210AH73
, 4F210AM32
, 4F210AR06
, 4F210AR12
, 4F210AR15
, 4F210AR20
, 4F210QA02
, 4F210QC03
, 4F210QC05
, 4F210QD01
, 4F210QD02
, 4F210QD13
, 4F210QD19
, 4F210QD25
, 4F210QG01
, 4F210QG18
引用特許:
前のページに戻る