特許
J-GLOBAL ID:200903001869968651

自在軸継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂上 好博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291225
公開番号(公開出願番号):特開平11-125265
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 過負荷に耐え得る自在軸継手を提供する。【解決手段】 自在軸継手(201) は、第1継手主体(205a)と、第2継手主体(205b)と、板バネ中間体(207) と、介在部材(209) とを備える。板バネ中間体(207)は、軸心に略直角な平面となる板状部(303) と、板状部(303) から第1継手主体(205a)側に延びる一対の第1延長片(305a)と、第1延長片(305a)の取付位置から略90度ずれた位置で板状部(303) から第2継手主体(205b)側に延びる一対の第2延長片(305b)とを備え、各延長片には介在部材(209) が装着され、装着された状態のまま第1継手主体(205a)及び第2継手主体(205b)の第1凹み部(215a)及び第2凹み部(215b)に嵌め込まれ、ネジで締結される。過負荷時には延長片(305a)(305b)の両側辺と凹み部(215a)(215b)の側面との間には、硬度の小さな介在部材(209) が介在し、衝突時の傷つき防止も可能になる。
請求項(抜粋):
第1継手主体と、第2継手主体と、前記第1継手主体と前記第2継手主体とを連結させる板バネ中間体とを備えた自在軸継手であって、前記板バネ中間体は、軸線に略直角な平面となる板状部と、前記板状部の周縁の対称位置から前記第1継手主体側に延びる一対の第1延長片と、前記軸線を中心に前記一対の第1延長片に対して前記板状部の周方向に略90度ずれた周縁の他の対称位置から前記第2継手主体側に延びる一対の第2延長片とを備え、前記第1継手主体には、側部に前記各第1延長片を固定するための一対の第1凹み部が形成されており、前記第2継手主体には、側部に前記各第2延長片を固定するための一対の第2凹み部が形成されており、過負荷が加わった場合に前記各第1延長片の両側辺の少なくとも一方の所定部分が前記各対応の第1凹み部の側面に接触するように、前記各第1延長片の側辺と前記各対応の第1凹み部の側面との間には隙間が設けられ、過負荷が加わった場合に前記各第2延長片の両側辺の少なくとも一方の所定部分が前記各対応の第2凹み部の側面に接触するように、前記各第2延長片の側辺と前記各対応の第2凹み部の側面との間には隙間が設けられる、自在軸継手。
IPC (2件):
F16D 3/56 ,  F16F 7/00
FI (2件):
F16D 3/56 Z ,  F16F 7/00 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 自在軸継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-021074   出願人:アイセル株式会社
  • プロペラシャフト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-041319   出願人:日産ディーゼル工業株式会社

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