特許
J-GLOBAL ID:200903001956716731

画像データ補間装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-005822
公開番号(公開出願番号):特開平9-200575
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 補間ミスの発生を極力抑え、かつ浅い角度のエッジに対しても滑らかな高画質のフレーム画像をフィールド画像から導く。【解決手段】 補間の際に参照される上下の走査線上で画素の水平方向の補間を行い、その複数の画素からブロックを構成して、上下の走査線上のブロック同士で相関を計算し、その相関値を補間される画素からブロックまでの距離(補間方向)を参照して補正したものを評価関数として最適な補間方向を選択する。また、補間後の画像データに対して補間された画素と、その周囲の画素との差を検出して補間ミスを判定し、補間ミスの場合は上下の画素による垂直方向の補間を行う。
請求項(抜粋):
フレームデータの奇数番目または偶数番目の一方の走査線上の画素に対応する画素データを構成するフィールドデータから前記フレームデータの奇数番目または偶数番目の他方の走査線上の補間画素に対応する補間画素データを生成して前記フレームデータを生成する画像データ補間装置において、前記画像データ補間装置は、前記補間画素を起点として補間方向を定め、該補間方向に位置する前記画素データに基づいて前記補間画素に対応する補間画素データを生成することにより、前記フィールドデータを補間してフレームデータを生成するものであって、前記補間画素の上側に隣接する前記一方の走査線上の画素の列に対応する画素データの列を補間して第1の参照画素データの列を生成し且つ前記補間画素の下側に隣接する前記一方の走査線上の画素の列に対応する画素データの列を補間して第2の参照画素データの列を生成する参照画素データ生成手段と、前記第1の参照画素データの列を構成する連続した所定個数の参照画素データの集合からなる第1のブロックデータと前記補間画素データを挟んで前記第1のブロックデータに対向して前記第2の参照画像データの列を構成する連続した所定個数の参照画素データの集合からなる第2のブロックデータとの間の相関の演算結果に基づいて前記補間画素の補間方向を定める補間方向決定手段と、前記補間方向決定手段により定められた前記補間方向に位置し且つ前記補間画素の上側および下側に隣接する前記一方の走査線上の画素に対応する画素データに基づいて前記補間画素データを生成する補間画素データ生成手段と、を備えたことを特徴とする画像データ補間装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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