特許
J-GLOBAL ID:200903001999352776

弾性表面波フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-238891
公開番号(公開出願番号):特開2000-068784
出願日: 1998年08月25日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 弾性表面波(SAW)フィルタにおける通過域の挿入損失を犠牲にせずに、広い減衰域を確保する。【解決手段】 SAWフィルタの減衰域における減衰量を確保するために、複数数の直列腕SAW共振子211 〜214 と、並列腕SAW共振子221 〜224が多段梯型に接続されている。これらのSAW共振子のうちの直列腕SAW共振子211 〜213 は、これらを構成する電極の上に堆積された絶縁膜の膜厚が互いに異なり、直列腕SAW共振子214 には、その絶縁膜が堆積されていない。これにより、各段の直列腕SAW共振子211 〜214 での音速が異なり、減衰極がそれぞれずれる。そのため、SAWフィルタの通過域の高域側の減衰域が広がる。
請求項(抜粋):
圧電体或いは強誘電体単結晶基板上に電極となる金属或いは合金が蒸着されて形成された1端子対弾性表面波共振子でそれぞれ構成された複数の直列腕弾性表面波共振子及び並列腕弾性表面波共振子を多段の梯型に接続したフィルタであって、周波数の所定の位置に通過帯域と減衰帯域とを持つ弾性表面波フィルタにおいて、前記各直列腕弾性表面波共振子の電極上には、適宜に膜厚が異なる絶縁膜がそれぞれ堆積され、該各直列腕弾性表面波共振子における共振周波数は、該絶縁膜の膜厚によって前記梯型の各段ごとにずれていることを特徴とする弾性表面波フィルタ。
IPC (2件):
H03H 9/64 ,  H03H 3/10
FI (2件):
H03H 9/64 Z ,  H03H 3/10
Fターム (18件):
5J097AA13 ,  5J097AA16 ,  5J097AA26 ,  5J097AA29 ,  5J097AA32 ,  5J097BB01 ,  5J097BB11 ,  5J097BB17 ,  5J097CC01 ,  5J097DD29 ,  5J097FF03 ,  5J097GG03 ,  5J097GG04 ,  5J097HA02 ,  5J097HA07 ,  5J097HB04 ,  5J097KK04 ,  5J097KK09
引用特許:
審査官引用 (2件)

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