特許
J-GLOBAL ID:200903002024017328

単リール型の磁気テープカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-076843
公開番号(公開出願番号):特開2001-266533
出願日: 2000年03月17日
公開日(公表日): 2001年09月28日
要約:
【要約】【課題】 単リール型のテープカートリッジにおいて、テープ引出口を設けることによって、ケース本体の強度が低下せざるを得なかったケース部位の剛性を増し、これによって、テープ引出口に臨んで設けた先導体が、落下衝撃でキャッチ機構から外れるのを防ぐ。【解決手段】 テープ引出口4に臨み、かつ上下ケース1a・1bを締結するビス22から遠く離れているケース側壁1Rにおいて、上下ケース1a・1bの接合縁どうしを溶着固定して溶着部Mを形成する。この溶着部Mでケース周壁のたわみ変形を阻止し、ケース剛性を向上させて、テープ端に設けた先導体7が落下衝撃で傾倒したり、あるいはケース外へ飛び出すのを防ぐ。
請求項(抜粋):
上下ケース1a・1bを接合して形成した箱状のケース本体1の内部に、テープ3を巻き込んだ1個のリール2が配置されており、テープ3の繰り出し端に、テープドライブ側の連結具で捕捉連結される先導体7が設けられており、ケース本体1の前面一側に開口したテープ引出口4に臨んで、先導体7を所定の待機姿勢に保持固定するキャッチ機構が設けられており、上下ケース1a・1bが、ケース本体1の四隅近傍に配置したビス22で締結固定してある単リール型の磁気テープカートリッジであって、テープ巻層とテープ引出口4との間のテープ移行軌跡Pに臨むケース周壁に、上下ケース1a・1bの接合縁どうしを分離不能に固定する溶着部Mが設けてあることを特徴とする単リール型の磁気テープカートリッジ。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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