特許
J-GLOBAL ID：200903002117769141

無線通信システム

発明者：
高橋 昌嗣

高橋 昌嗣 について


出願人/特許権者：
日本電気エンジニアリング株式会社

日本電気エンジニアリング株式会社 について


代理人 (1件)： 京本 直樹 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-302666
公開番号（公開出願番号）：特開平10-145278
出願日： 1996年11月14日
公開日（公表日）： 1998年05月29日
要約：
【要約】【課題】 移動局利用者に対してデータ通信可否判断を可能とし、良好な通信品質状態でのデータ通信が可能な無線通信システムを提供する。【解決手段】 移動局1は基地局から定期的に送られてくるビーコン信号をアンテナ1iと送信/受信装置1aとによって受信し、フレーム内のエラー率測定符号と自局内のエラー率測定符号とをエラー率測定装置1dで比較してエラー率を算出し、受信電波強度測定装置1hで受信電波強度を測定する。移動局1が基地局に接続要求信号を送信すると、その接続要求信号は基地局を介してホスト装置に送られ、ホスト装置から基地局を介して移動局1に接続応答信号が送られてくる。移動局1はこの接続応答信号に付加された有線回線エラー率とホスト送信時刻と基地局送信時刻とタイマ部1gから得た受信時刻とを基に通信品質を解析し、その解析結果を基に通信可否判断を行う。
請求項（抜粋）：
ホスト装置に有線通信回線を用いて接続可能な基地局と移動局との間で無線通信によって通信を行う無線通信システムであって、前記基地局に設けられかつ前記移動局との間の無線通信におけるデータのエラー率を測定するためのエラー率測定符号を定期的に前記移動局に送信する送信手段と、前記移動局に設けられかつ前記エラー率測定信号に基づいた前記無線通信におけるデータのエラー率の測定及び前記基地局との間の電波の受信強度の測定を行う第1の測定手段と、前記基地局に設けられかつ前記移動局からの接続要求に応じて前記ホスト装置に接続する接続手段と、前記ホスト装置に設けられかつ前記基地局からの接続要求に応答して前記基地局との間の有線通信におけるデータのエラー率を測定するためのエラー率測定符号を含む接続応答信号を送信する第1の応答信号送信手段と、前記基地局に設けられかつ前記エラー率測定符号に基づいて前記ホスト装置との間の有線通信におけるデータのエラー率を測定する第2の測定手段と、前記基地局に設けられかつ前記ホスト装置に接続されたことを示す応答信号及び前記第2の測定手段の測定結果を前記移動局に送信する第2の応答信号送信手段と、前記移動局に設けられかつ前記第1の測定手段の測定結果及び前記第2の測定手段の測定結果を基に前記ホスト装置までの全通信経路におけるデータのエラー率を算出して前記ホスト装置との通信可否を判断する判断手段とを有することを特徴とする無線通信システム。
引用特許：
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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