特許
J-GLOBAL ID:200903002198846773

エンジンの触媒劣化診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-223665
公開番号(公開出願番号):特開平11-062562
出願日: 1997年08月20日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】リーン燃焼中にNOxを吸収し、理論空燃比又はリッチのときにNOxを脱離・還元処理するNOx吸収触媒を備えたリーン燃焼エンジンにおいて、前記NOx吸収触媒のNOx吸収性能の劣化を精度良く診断する。【解決手段】リーン燃焼中にNOx吸収触媒のNOx吸収量を推定し、該推定されたNOx吸収量が飽和量に達したら、空燃比をリッチ化させてNOxを脱離・還元処理する。一方、NOx吸収触媒の前後に酸素センサを設け、前記空燃比のリッチ化を上流側の酸素センサで検出してから、下流側の酸素センサで検出されるまでの遅れ時間を計測する。そして、実際のNOx吸収量と相関のある前記遅れ時間及びNOx吸収触媒の温度に基づいて、NOx吸収触媒のNOx吸収性能の劣化を診断する。
請求項(抜粋):
排気空燃比が理論空燃比よりもリーンであるときに排気中のNOxを吸収し、排気空燃比が理論空燃比又は理論空燃比よりもリッチであるときに前記吸収したNOxを放出して還元処理するNOx吸収触媒を備え、理論空燃比よりもリーン空燃比での燃焼運転を行いうるエンジンの触媒劣化診断装置であって、リーン燃焼中に前記NOx吸収触媒に対するNOx吸収量を推定すると共に、前記NOx吸収触媒前の排気空燃比のリーンからリッチへの反転に対して前記NOx吸収触媒後の排気空燃比がリーンからリッチに反転するまでの遅れ時間を計測し、前記NOx吸収量の推定値と前記遅れ時間との相関から前記NOx吸収触媒におけるNOx吸収性能の劣化を診断することを特徴とするエンジンの触媒劣化診断装置。
IPC (5件):
F01N 3/20 ,  F01N 3/08 ,  F02D 41/04 305 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 368
FI (5件):
F01N 3/20 C ,  F01N 3/08 A ,  F02D 41/04 305 Z ,  F02D 41/14 310 K ,  F02D 45/00 368 G
引用特許:
審査官引用 (4件)
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