特許
J-GLOBAL ID:200903002296543916

疎水面を利用した微量液滴輸送デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安倍 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-150878
公開番号(公開出願番号):特開2005-331410
出願日: 2004年05月20日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】 2種類の疎水面を組み合わせて疎水領域での表面張力勾配を構築し、生体液滴の輸送を可能とする微量液滴輸送デバイスを提供する。【解決手段】 基板11上面には、液滴が流れる流路が配設される。この流路は、上流側を第1の疎水面で、下流側を第1の疎水面12aより接触角が小さい第2の疎水面12bで構成する。また、上流と下流の中間部分は、第1の疎水面12aと第2の疎水面12bとを混在させて構成する。そして、上流側から下流側に向かって、第2の疎水面12bの面積が連続的に増加するように構成する。基板11上面の流路の上流側に微量液滴を滴下すると、上流側から下流側に向かって液滴が流れる。第1の疎水面12aおよび第2の疎水面12bは接触角が140〜180度の強い疎水性を有している。これにより、流路に液滴の成分などが吸着することなく確実に一方向に液滴を輸送することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基板上面に液滴が流れる流路を備えた微量液滴輸送デバイスであって、 上記流路を、 液滴が流れる際の上流側を第1の疎水面で、 その下流側を上記第1の疎水面より接触角が小さい第2の疎水面で、 これらの中間部分を第1の疎水面と第2の疎水面とを混在させて構成し、 上流から下流に向け上記第2の疎水面の面積を連続的に増加させた微量液滴輸送デバイス。
IPC (2件):
G01N35/08 ,  G01N1/00
FI (2件):
G01N35/08 A ,  G01N1/00 101F
Fターム (7件):
2G052AA30 ,  2G052AA32 ,  2G052CA03 ,  2G052DA01 ,  2G052JA15 ,  2G058DA07 ,  2G058EB00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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