特許
J-GLOBAL ID:200903002408937785

出力インピーダンスを自己調整する伝送線路ドライバ及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-096835
公開番号(公開出願番号):特開平8-321769
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【課題】集積回路に含まれるパッド・ドライバは、所望の出力インピーダンスが得られるように設計されているが、パッド・ドライバの実際の出力インピーダンスは、IC製造プロセスの変動、IC電源の変動、信号電圧の変動、及び、温度変動によって変化し、インピーダンスの不整合及び信号反射を生じる。このような問題を克服する為に自動的に伝送線路間のインピーダンス整合を取る集積回路チップを提供する。【解決手段】あるインピーダンスの伝送線路を駆動するためのパッド・ドライバを有し、さらに、パッド・ドライバのインピーダンス整合を自動調整するための全ての追加回路要素を有する、フレキシブルで、効率の良い集積回路チップを提供する。調整を全体としてオン・チップで実施し、手動介入、外部計測、または、外部制御を不要にする。
請求項(抜粋):
インピーダンスを有する伝送線路を駆動するための装置において、それぞれが各起動低インピーダンスと各非起動高インピーダンスを有し、伝送線路のインピーダンスとの電気結合のための並列インピーダンスが得られるように、並列に構成された1組の選択的に起動可能なパッド・ドライバと、前記1組のパッド・ドライバのうちの初期数のドライバを選択的に起動して、テスト・パルスで伝送線路を駆動するための前記ドライバに結合されたカウンタと、第1及び第2の入力と、出力を備え、前記第1の入力は、ドライバ及び伝送線路に結合されて、前記テスト・パルスの電圧振幅を検知するようになっており、前記第2の入力は、基準電圧に結合されて、前記テスト・パルスの前記電圧振幅と前記基準電圧を比較するようになっており、前記出力は、前記カウンタに結合されて、前記テスト・パルスの前記電圧振幅が前記基準電圧よりも小さい場合、前記1組のパッド・ドライバのうちから前記カウンタによって選択される初期ドライバ数を増し、前記テスト・パルスの前記電圧振幅が前記基準電圧よりも大きい場合、前記1組のパッド・ドライバのうちから前記カウンタによって選択される前記初期ドライバ数を減らすようになっている、コンパレータとを含む集積回路チップを有することを特徴とする駆動装置。
IPC (2件):
H03K 19/0175 ,  H04L 25/02
FI (3件):
H03K 19/00 101 F ,  H04L 25/02 S ,  H03K 19/00 101 Q
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 出力回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-286883   出願人:三菱電機株式会社
  • 出力回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-349016   出願人:日本電気株式会社
  • 自己調節式インピーダンス整合ドライバ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-101511   出願人:インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション
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