特許
J-GLOBAL ID:200903002572199515
組織内音速測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-319721
公開番号(公開出願番号):特開平8-173419
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 超音波組織評価装置において、どんな環境下でも正確な被検体組織内の音速を求める方法を提供する。【構成】 まず、トルクリミッタが作動するまで、振動子ユニット10a及び10bを押しつけ、この状態で超音波振動子12a、12b間の超音波の伝搬時間t1 などを測定する。これらの測定値は、音速演算処理部58を介して、メモリ60に格納される。次に、振動子ユニット10a及び10bにより被検体を所定圧力で挟み、この状態で超音波の伝搬時間t2 と振動子間距離L2 を測定する。そして、測定されたt2 及びL2 と、メモリ60に記憶されているt1 などの値とを用いて、音速演算処理部58によって超音波が被検体組織を透過するのに要する時間などを求め、これらの値から被検体組織内の音速を求める。
請求項(抜粋):
超音波振動子と、被検体表面に接触する変形自在な接触面を有する振動子カバーと、この振動子カバーと超音波振動子との間の空間に充填された音響整合材と、を有する互いに対向して配置された一対の振動子ユニットと、これら一対の振動子ユニット間の距離を変える振動子ユニット移動機構と、前記超音波振動子間の距離を計測する距離計測手段と、前記超音波振動子間の超音波の伝搬時間を計測する時間計測手段と、を含み、これら一対の振動子ユニットによって被検体を所定圧力で挟み、このときの超音波振動子間の距離及び超音波振動子間の超音波伝搬時間を測定し、これらの測定値から被検体組織内の音速を求め、この求められた音速を用いて被検体組織の評価を行う超音波組織評価装置において、前記一対の振動子ユニットの振動子カバー同士の接触面を前記所定圧力で直接接触させ、この状態での超音波伝搬時間を測定する準備測定工程と、前記一対の振動子ユニットにより前記所定圧力で被検体を挟み、この状態での超音波振動子間の距離及び超音波伝搬時間を測定する実測定工程と、準備測定工程で測定された超音波伝搬時間と、実測定工程で測定された超音波振動子間の距離及び超音波伝搬時間と、に基づいて、被検体組織内の音速を演算する組織内音速演算工程と、を含むことを特徴とする組織内音速測定方法。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (6件)
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特開平3-188842
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組織中音速測定方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-124487
出願人:アロカ株式会社
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超音波透過検査装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-349596
出願人:株式会社島津製作所
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