特許
J-GLOBAL ID:200903002598582538

チャープ信号を用いて送受信機間の電磁波多重経路特性に対するチャネル推定方法およびチャネル推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 亀谷 美明 ,  金本 哲男 ,  萩原 康司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-556967
公開番号(公開出願番号):特表2008-537590
出願日: 2006年02月08日
公開日(公表日): 2008年09月18日
要約:
【解決手段】(a)チャープ-偏移-変調信号のアップ-チャープ信号部分とダウン-チャープ信号部分のそれぞれに対して多重経路の距離差に起因した個別周波数成分の和を出力するステップと、(b)個別周波数成分の和のアップ-チャープ信号部分とダウン-チャープ信号部分のそれぞれの出力を互いに掛けて偏差周波数出力を計算するステップと、(c)偏差周波数出力を用いて個別周波数成分の和の周波数偏差の補正を遂行して周波数補正出力を生成するステップと、(d)発生するチャープ-偏移-変調信号間の不連続性に対する補正を周波数補正出力に遂行して不連続性が補正された不連続補正出力を生成するステップと、(e)周波数分析方法を適用して不連続補正出力を個別多重経路信号に分解するステップと、(f)多重経路チャネルによる減衰成分と時間遅延成分を抽出するステップとを含むチャネル推定方法が提供される。
請求項(抜粋):
狭帯域(Narrow-Band)チャープ(Chirp)信号の時間軸の反復によりなされた信号である狭帯域チャープ-偏移-変調(Narrow-Band Chirp-Shift-Keying)信号、または多様な中心周波数のチャープ-信号の和からなる狭帯域周波数-多重-チャープ-変調(Narrow-Band Multiple Center-Frequency-Chirp)信号を用いて送信機と受信機との間の電磁波多重経路特性に対するチャネル推定方法であって: (a)前記送信機で生成された前記狭帯域チャープ-偏移-変調信号、または前記狭帯域周波数-多重-チャープ-変調信号が送信アンテナから送信された後、多重経路チャネルを通過して前記受信機の受信アンテナで重畳されて合せられた受信複合信号に、前記受信機で自体生成された前記狭帯域チャープ-偏移-変調信号、または前記狭帯域周波数-多重-チャープ-変調信号を掛けてチャープ-偏移-変調信号のアップ-チャープ(Up-Chirp)信号部分とダウン-チャープ(Down-Chirp)信号部分のそれぞれに対して多重経路の距離差に起因した個別周波数成分の和を出力するステップと; (b)前記個別周波数成分の和の前記アップ-チャープ信号部分と前記ダウン-チャープ信号部分のそれぞれの出力を互いに掛けて偏差周波数出力を計算するステップと; (c)前記偏差周波数出力を用いて前記個別周波数成分の和の周波数偏差の補正を遂行して周波数補正出力を生成するステップと; (d)前記狭帯域チャープ-偏移-変調信号、または前記狭帯域周波数-多重-チャープ-変調信号を使用して発生するチャープ-偏移-変調信号間の不連続性に対する補正(Compensation)を前記周波数補正出力に遂行して不連続性が補正された不連続補正出力を生成するステップと; (e)周波数分析方法を適用して前記不連続補正出力を個別多重経路信号に分解(Decomposition)するステップと; (f)前記個別多重経路信号で個別周波数別周波数成分の大きさを用いて前記多重経路チャネルによる減衰成分と時間遅延成分を抽出するステップと; を含むことを特徴とする、狭帯域チャープ-偏移-変調信号、または狭帯域周波数-多重-チャープ-変調信号を用いて送受信機間の電磁波多重経路特性に対するチャネルを推定する方法。
IPC (4件):
G01S 11/02 ,  H04J 1/00 ,  H04B 7/005 ,  G01S 13/32
FI (4件):
G01S11/00 A ,  H04J1/00 ,  H04B7/005 ,  G01S13/32
Fターム (8件):
5J070AB15 ,  5J070AC02 ,  5K022AA10 ,  5K022AA11 ,  5K022AA26 ,  5K022AA30 ,  5K046AA05 ,  5K046EE56
引用特許:
審査官引用 (5件)
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