特許
J-GLOBAL ID:200903002646183039

燃料電池用イオン交換式水処理装置の運用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-035978
公開番号(公開出願番号):特開平9-231990
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】補給水を低電気伝導度に保持できると同時に、シリカ濃度も低濃度に保持できる燃料電池用イオン交換式水処理装置の運用方法を提供する。【解決手段】復水凝縮器5により凝縮して得られる復水5Wに水道水を加えた混合水8として補助水タンク12に貯留し、この混合水をイオン交換処理して低電気伝導度の補給水9とし、この補給水を燃料電池の冷却水循環系10に供給するイオン交換式水処理装置の運用方法であって、複数分割されて互いに直列配置されイオン交換樹脂筒27がイオン交換処理、処理水の電気伝導度を最終段イオン交換樹脂筒27Dの入口側で導電度センサー28により監視し、電気伝導度が予め定まる一定レベルを越えたとき、最終段イオン交換樹脂筒に流入する処理水中のシリカ濃度が上昇したものと判断し、最終段イオン交換樹脂筒の上流側に位置する複数のイオン交換樹脂筒27A,27B,27Cの更新を行う。
請求項(抜粋):
燃料電池の空気オフガスおよび燃料改質器の燃焼排ガス中の水蒸気を復水凝縮器により凝縮して得られる復水に水道水を加えた混合水として補助水タンクに貯留し、この混合水をイオン交換処理して低電気伝導度の補給水とし、この補給水を前記燃料電池の冷却水循環系に供給するイオン交換式水処理装置の運用方法であって、前記イオン交換式水処理装置を複数のイオン交換樹脂筒に分割して互いに直列配置し、イオン交換処理中の水の電気伝導度を最終段イオン交換樹脂筒の入口側で監視し、電気伝導度が予め定まる一定レベルを越えたとき、前記最終段イオン交換樹脂筒に流入する処理水中のシリカ濃度が上昇したものと判断し、前記最終段イオン交換樹脂筒の上流側に位置する複数のイオン交換樹脂筒の更新を行うことを特徴とする燃料電池用イオン交換式水処理装置の運用方法。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  C02F 1/42
FI (2件):
H01M 8/04 N ,  C02F 1/42 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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