特許
J-GLOBAL ID:200903002656428935
人工衛星の姿勢制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-086740
公開番号(公開出願番号):特開平8-282598
出願日: 1995年04月12日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 可動部を駆動する前に駆動部が発生する角運動量を算出した上で、事前にフィードフォワード補償を行うことで人工衛星本体の高精度な姿勢制御を実現すること。【構成】 事前トルク補償器7では、駆動指令信号発生器8から発生されるアンテナやマニピュレータなどの可動部2の駆動角速度指令ωに応じて、あらかじめ同定しておいた可動部2の慣性モーメントJをもとに可動部が駆動時に発生する角運動量Lm をLm =Jωの関係から導出する。次にその角運動量Lm を姿勢制御用アクチュエータによってキャンセルするのに必要なトルク印加時間dtを算出し、可動部を駆動するよりも以前に補償トルクを生成する。制御信号加算器10によって制御信号と補償トルクを足し合わせた上で姿勢制御用アクチュエータ3に入力する。姿勢制御用アクチュエータでは制御信号加算器から出力される信号に基づいて人工衛星1に対してトルクを印加し、人工衛星1の姿勢制御を行う。
請求項(抜粋):
駆動指令信号に応じて駆動される可動部を備えた人工衛星の姿勢を姿勢制御用アクチュエータにより制御するようにした姿勢制御装置において、前記駆動指令信号と前記可動部の慣性モーメントとに基づき前記可動部の角運動量を算出し、前記角運動量をキャンセルするのに必要なトルクを前記姿勢制御用アクチュエータから発生させるトルク補償手段と、前記可動部の駆動を前記トルクの発生よりも後にする駆動制御手段とを設けたことを特徴とする人工衛星の姿勢制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B64G 1/28 B
, G05D 1/08 A
引用特許:
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