特許
J-GLOBAL ID:200903002795784037

遅延時間設定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 雨貝 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-082694
公開番号(公開出願番号):特開平11-262081
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 複数のスピーカが用いられている場合に、それぞれのスピーカに対応した遅延時間の設定の手間を低減するとともに、正確な遅延時間の設定を行うことができる遅延時間設定方式を提供すること。【解決手段】 高域用のスピーカ40の前段にHPF30と遅延器10が、中域用のスピーカ42の前段にBPF32と遅延器12が、低域用のスピーカ44の前段にLPF34と遅延器14がそれぞれ接続されている。遅延時間測定用音源50から所定の信号を出力し、スピーカ40〜44のいずれかから放射された音波が聴取位置のマイクロホン46に到達するまでの遅延時間を遅延時間算出・設定部52によって算出する。また、この遅延時間算出・設定部52は、マイクロホン46への音波の到達タイミングが一致するように、各遅延器10〜14の遅延時間を設定する。
請求項(抜粋):
音響空間内の所定位置に設置された複数のスピーカと、前記音響空間内の聴取位置に設置された集音手段と、前記複数のスピーカのそれぞれの前段に接続され、それぞれの遅延時間が設定可能な複数の遅延手段と、前記複数のスピーカのそれぞれに所定の遅延時間測定用信号を入力する信号発生手段と、前記集音手段の出力信号に基づいて、前記複数のスピーカのそれぞれに前記遅延時間測定用信号が入力されてから対応する音波が前記集音手段によって検出されるまでの遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、前記遅延時間算出手段による算出結果に基づいて、前記複数の遅延手段のそれぞれの遅延時間を設定する遅延時間設定手段と、を備えることを特徴とする遅延時間設定方式。
IPC (2件):
H04R 3/00 310 ,  G10K 15/12
FI (2件):
H04R 3/00 310 ,  G10K 15/00 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 音響再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-017786   出願人:三菱電機株式会社
  • 聴取位置自動補正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-263736   出願人:富士通テン株式会社

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