特許
J-GLOBAL ID:200903002802112180

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-188578
公開番号(公開出願番号):特開平11-037972
出願日: 1997年07月14日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】故障であるか否かを、迅速に、かつ確実に検出することができる自己診断機能を有したガスセンサを提供することにある。【解決手段】第1室20内の酸素をポンピング処理する主ポンプセル28と、第1室20の酸素分圧を第1の基準値と比較して、該酸素分圧がNOxが分解され得ない所定の値となるように主ポンプセル28を制御するフィードバック制御系38と、第2室22内の酸素をポンピング処理する補助ポンプセル52と、NOxを分解することによって発生する酸素をポンピング処理する測定用ポンプセル58を具備したガスセンサ10Aにおいて、補助ポンプセル52に流れるポンプ電流Ip1の値と第2の基準値との偏差に基づいてフィードバック制御系38を補正制御して、第2室22内の酸素濃度を一定にする補正制御系70と、前記ポンプ電流Ip1の値と規定範囲とを比較し、その比較結果に基づいて故障判別を行う自己診断装置100を設けて構成する。
請求項(抜粋):
外部空間に接する固体電解質にて区画形成された処理空間に導入された前記外部空間からの被測定ガスに含まれる酸素をポンピング処理する主ポンプ手段と、前記処理空間における酸素分圧を第1の基準値と比較して、該酸素分圧が測定対象である所定ガス成分が分解され得ない所定の値となるように前記主ポンプ手段を制御する主ポンプ制御手段と、前記主ポンプ手段にてポンピング処理された後の被測定ガス中に含まれる所定ガス成分を触媒作用及び/又は電気分解により分解させ、該分解によって発生した酸素をポンピング処理する測定用ポンプ手段とを具備し、前記測定用ポンプ手段のポンピング処理によって該測定用ポンプ手段に流れるポンプ電流に基づいて前記被測定ガス中の前記所定ガス成分を測定するガスセンサにおいて、前記主ポンプ手段にてポンピング処理された後の被測定ガス中に含まれる酸素の濃度を検出する酸素濃度検出手段と、前記酸素濃度検出手段からの検出値と第2の基準値との偏差に基づいて前記主ポンプ制御手段を補正制御して、前記主ポンプ手段にてポンピング処理された後の被測定ガス中に含まれる酸素の濃度を一定にする補正制御手段と、前記酸素濃度検出手段からの検出値と規定範囲とを比較し、その比較結果に基づいて故障判別を行う自己診断手段を有することを特徴とするガスセンサ。
IPC (3件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/26 391 ,  G01N 27/419
FI (3件):
G01N 27/46 331 ,  G01N 27/26 391 Z ,  G01N 27/46 327 P
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る