特許
J-GLOBAL ID:200903002900290720

膜電極構造体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-151745
公開番号(公開出願番号):特開2003-346835
出願日: 2002年05月27日
公開日(公表日): 2003年12月05日
要約:
【要約】【課題】優れた発電性能を備える膜電極構造体の製造方法を提供する。【解決手段】基体11上に第1の高分子電解質溶液12を塗布、乾燥させて第1の高分子電解質膜12aを形成する。未乾燥の高分子電解質膜12a上に、触媒と触媒担体とを第2の高分子電解質溶液に分散させた第1の電極分散液13を塗布、乾燥させて第1の電極2aを形成し、正極側膜電極構造体14aを形成する。基体11上に第3の高分子電解質溶液12を塗布、乾燥させて第2の高分子電解質膜12bを形成する。未乾燥の高分子電解質膜12b上に、触媒と触媒担体とを第4の高分子電解質溶液に分散させた第2の電極分散液13を塗布、乾燥させて第2の電極2aを形成して負極側膜電極構造体14bを形成する。各極側の膜電極構造体14a,14bの各高分子電解質膜12a,12b同士を第5の高分子電解質溶液15を介して接合する。
請求項(抜粋):
正極と負極との一対の電極と、正負両極間に挟持された高分子電解質膜とを備える膜電極構造体の製造方法であって、基体上に第1の高分子電解質溶液を塗布して乾燥させることにより第1の高分子電解質膜を形成し、未乾燥の第1の高分子電解質膜上に、触媒と触媒担体とを第2の高分子電解質溶液に分散させてなる第1の電極分散液を塗布して乾燥させることにより第1の電極を形成して、第1の高分子電解質膜と第1の電極とが一体的に接合された正極側膜電極構造体を形成する工程と、基体上に第3の高分子電解質溶液を塗布して乾燥させることにより第2の高分子電解質膜を形成し、未乾燥の第2の高分子電解質膜上に、触媒と触媒担体とを第4の高分子電解質溶液に分散させてなる第2の電極分散液を塗布して乾燥させることにより第2の電極を形成して、第2の高分子電解質膜と第2の電極とが一体的に接合された負極側膜電極構造体を形成する工程と、正極側膜電極構造体と負極側膜電極構造体とを各基体から剥離し、第1の高分子電解質膜と第2の高分子電解質膜との間に第5の高分子電解質溶液を介在させて接合することにより、正極側膜電極構造体と負極側膜電極構造体とを一体化する工程とからなることを特徴とする膜電極構造体の製造方法。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M 8/02 E ,  H01M 8/02 P ,  H01M 8/10
Fターム (7件):
5H026AA06 ,  5H026BB03 ,  5H026BB04 ,  5H026CX04 ,  5H026CX05 ,  5H026EE18 ,  5H026HH05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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