特許
J-GLOBAL ID:200903002962802166

耐食性に優れたアルミニウム製熱交器およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 幸喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-318270
公開番号(公開出願番号):特開2009-139052
出願日: 2007年12月10日
公開日(公表日): 2009年06月25日
要約:
【課題】ろう付け性が良好で、かつ長期での耐食性に優れた熱交換器を提供する。【解決手段】Mn:0.05〜0.50%、Si:0.10%超〜0.50%未満、Cu:0.001〜0.10%未満を含有し、残部アルミニウムと不可避不純物からなる合金組成を有し、表面に粒径30μm以下のSi粉末と亜鉛を含有したフッ化物系フラックスとバインダとを塗布したチューブをヘッダーに組み付けてろう付けし、該ろう付けによって前記ヘッダーと前記チューブとの間に、前記チューブ表面の電位が相対的に20mV以上卑となる接合部フィレットを形成する。微細なSi粉末を用いてろう付することでろう付時のチューブの局部溶融がなく良好にろう付けでき、チューブとヘッダーとの間に形成されるフィレットよりもチューブ表面が30mV以上卑となり、フィレットが十分に防食される。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%でMn:0.05〜0.50%、Si:0.10%超〜0.50%未満、Cu:0.001〜0.10%未満を含有し、残部アルミニウムと不可避不純物からなる合金組成を有し、表面に粒径30μm以下のSi粉末と亜鉛を含有したフッ化物系フラックスとバインダとを塗布したチューブをヘッダーに組み付けてろう付けし、該ろう付けによって前記ヘッダーと前記チューブとの間に、前記チューブ表面の電位が相対的に20mV以上卑となる接合部フィレットを形成することを特徴とする耐食性に優れたアルミニウム製熱交換器の製造方法。
IPC (11件):
F28F 19/04 ,  F28F 21/08 ,  F28F 19/06 ,  B23K 1/00 ,  B23K 3/06 ,  B23K 1/19 ,  B23K 35/28 ,  B23K 35/363 ,  B23K 35/22 ,  B23K 35/40 ,  C22C 21/00
FI (14件):
F28F19/04 A ,  F28F21/08 A ,  F28F19/06 A ,  B23K1/00 330L ,  B23K3/06 Q ,  B23K1/19 E ,  B23K35/28 310A ,  B23K35/28 310B ,  B23K35/363 H ,  B23K35/22 310E ,  B23K35/40 340J ,  C22C21/00 D ,  C22C21/00 E ,  C22C21/00 J
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 熱交換器用チューブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-128170   出願人:三菱アルミニウム株式会社
審査官引用 (4件)
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