特許
J-GLOBAL ID:200903002987023765

工作機械の移動位置設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-180567
公開番号(公開出願番号):特開2002-373009
出願日: 2001年06月14日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】 位置データの記憶容量を増加させることなく、工具による被加工物の加工精度を向上することが可能な工作機械の移動位置設定方法を提供すること。【解決手段】 加工単位分割工程(S103)にて、所望の形状の所定の軸に沿った断面の輪郭形状における複数の変曲点が加工単位開始点と加工単位終了点とを含む複数の変曲点の列からなる加工単位に分割され、加工データ設定工程(S105)にて、加工単位の加工を行うために必要な少なくとも加工速度データが当該加工単位に対して設定され、演算工程(S107)にて、設定した加工速度データをもとに、加工単位を変曲点の列に沿って加工する際に到達するそれぞれの変曲点に対応して当該変曲点に到達するまでの到達時間と、当該変曲点に対応する被加工物及び工具の移動位置とが演算される。そして、回転角度位置設定工程(S109)にて、加工単位に対して、到達時間に対応した被加工物の回転角度位置のそれぞれが累積カウント値として設定される。
請求項(抜粋):
被加工物を所定の軸を中心として回転させると共に前記被加工物及び前記被加工物を加工する工具のうちの少なくともいずれか一方を移動させて前記被加工物を所望の形状に加工するために、前記被加工物及び前記工具のうちの前記少なくともいずれか一方の移動位置を設定する工作機械の移動位置設定方法であって、前記所望の形状の前記所定の軸に沿った断面の輪郭形状における複数の変曲点を加工単位開始点と加工単位終了点とを含む複数の変曲点の列からなる加工単位に分割する加工単位分割工程と、前記加工単位の加工を行うために必要な少なくとも加工速度データを当該加工単位に対して設定する加工データ設定工程と、前記加工データ設定工程にて設定した前記加工速度データをもとに、前記加工単位を前記変曲点の前記列に沿って加工する際に到達するそれぞれの前記変曲点に対応して当該変曲点に到達するまでの到達時間を演算すると共に、当該変曲点に対応する前記被加工物及び前記工具のうちの前記少なくともいずれか一方の移動位置を演算する演算工程と、前記加工単位に対して、前記到達時間に対応した前記被加工物の回転角度位置のそれぞれを累積値として設定する回転角度位置設定工程と、を含むことを特徴とする工作機械の移動位置設定方法。
IPC (3件):
G05B 19/4093 ,  B23Q 15/00 ,  G05B 19/4097
FI (3件):
G05B 19/4093 D ,  B23Q 15/00 C ,  G05B 19/4097 B
Fターム (3件):
5H269AB02 ,  5H269BB01 ,  5H269EE01
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る