特許
J-GLOBAL ID:200903003000836545

エコー打消装置においてエコーの位置を決定する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-517216
公開番号(公開出願番号):特表平9-507120
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】本発明は、出力ポートと、入力ポートと、エコー位置と出力ポートとの間のエコー経路における純粋な遅延成分を補償する調整可能な遅延ユニット(43)と、エコー経路へ出て行く信号からエコー経路の最大許容巾よりも短いエコー位置の推定値を計算するデジタルフィルタ(40)とを備えたエコー打消装置においてエコー位置に適応する方法に関する。エコー位置は、エコー経路へ出て行く信号と返送エコーとの間に高い相関のあるエコー経路位置を計算することによって決定される。この相関は、デジタルフィルタの長さを有するスライドウインドウにおいて計算される。
請求項(抜粋):
出力ポートと、入力ポートと、エコー位置と出力ポートとの間のエコー経路における純粋な遅延成分を補償する調整可能な遅延ユニットと、エコー経路へ出て行く信号からエコー経路の最大許容巾よりも短いエコー位置の推定値を計算するデジタルフィルタとを備えたエコー打消装置においてエコー位置に適応する方法であって、 a)エコー経路へと出て行くスピーチ信号のN個のサンプルを取り出してそれらをメモリに記憶し、 b)エコー経路から到来する信号のN個のサンプルを取り出してそれらをメモリに記憶し、 c)出て行く信号の記憶されたN個のサンプルと、到来する信号の記憶されたN個のサンプルとの間の相関を計算し、 d)エコー経路から到来する信号の新たなサンプルを取り出してメモリから最も古いサンプルを削除し、到来信号のN個の最新のサンプルが記憶されるようにし、 e)上記段階c)及びd)をM回繰り返し、これは、上記遅延の最長許容時間インターバルと実際のエコー位置との合成長さに少なくとも対応し、 f)計算された相関に基づいてエコーの中心を決定し、 g)計算された相関値に基づいて、遅延位置が充分な確実さで見つかったかどうか決定し、もしそうでなければ、上記段階a)に戻り、 h)デジタルフィルタの中心がこのように決定されたエコーの中心に整列されるように上記遅延手段の遅延を調整する、という段階を備えたことを特徴とする方法。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 21/00
FI (3件):
H04B 3/23 ,  H03H 17/02 601 N ,  H03H 21/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 反響抑圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-109419   出願人:日本電気株式会社
  • 特開平3-109828
  • 多チャンネルエコー除去装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-299451   出願人:日本電気株式会社
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