特許
J-GLOBAL ID:200903003042180925
自動車エンジン用摺動部材
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
的場 基憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-302205
公開番号(公開出願番号):特開2004-138128
出願日: 2002年10月16日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
【課題】硬質炭素薄膜を摺動部材に適用した際の割れや剥離等を抑制し、耐久信頼性を確保し、低摩擦係数を実現し、耐焼付き性を向上した自動車エンジン用摺動部材を提供すること。【解決手段】自動車エンジン用摺動部材は、鉄鋼材、アルミニウム材を基材とし潤滑油下で摺動するピストンリング、ピストンピン、ピストンスカート、カムロブ、カムジャーナル、すべり軸受、回転ベーン、タイミングチェーン等から選ばれる。相手材と接触・摺動する部位に、炭素から成る硬質炭素薄膜が被覆される。この薄膜は、表面硬さがヌープ硬さで1500〜4500kg/mm2、膜厚が0.3〜2.0μm、表面粗さRy(μm)が、Ry<{(0.75-Hk/8000)×h+0.07/0.8}...(A)(式中のhは薄膜の厚さ(μm)、Hkは薄膜のヌープ硬さ(kg/mm2)を示す)で表される関係を満足する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
鉄鋼材又はアルミニウム材を基材とし潤滑油存在下で摺動するピストンリング、ピストンピン、ピストンスカート、カムロブ、カムジャーナル、すべり軸受、回転ベーン及びタイミングチェーンから成る群より選ばれた少なくとも1種の自動車エンジン用摺動部材であって、
相手材と接触して摺動する部位に、炭素から成る硬質炭素薄膜が被覆されており、
この硬質炭素薄膜は、その表面硬さがヌープ硬さで1500〜4500kg/mm2で、膜厚が0.3〜2.0μmであり、且つ表面粗さRy(μm)が、次式
Ry<{(0.75-Hk/8000)×h+0.07/0.8}...(A)
(式中のhは上記硬質炭素薄膜の厚さ(μm)、Hkは上記硬質炭素薄膜のヌープ硬さ(kg/mm2)を示す)で表される関係を満足することを特徴とする自動車エンジン用摺動部材。
IPC (13件):
F16J9/26
, C23C14/06
, C23C14/24
, F01L1/02
, F01L1/04
, F02F3/00
, F02F5/00
, F16C33/10
, F16C33/16
, F16G13/02
, F16J1/01
, F16J1/16
, F16J10/04
FI (14件):
F16J9/26 C
, C23C14/06 F
, C23C14/24 F
, F01L1/02 Z
, F01L1/04 D
, F01L1/04 J
, F02F3/00 302Z
, F02F5/00 E
, F16C33/10 Z
, F16C33/16
, F16G13/02 B
, F16J1/01
, F16J1/16
, F16J10/04
Fターム (41件):
3G016BA23
, 3G016BA31
, 3G016BA32
, 3G016BA34
, 3G016CA22
, 3G016EA24
, 3G016FA18
, 3G016FA19
, 3G016FA21
, 3G016FA23
, 3G016GA02
, 3J011JA02
, 3J011KA01
, 3J011KA07
, 3J011KA08
, 3J011LA04
, 3J011MA22
, 3J011QA04
, 3J011SE02
, 3J044AA02
, 3J044AA04
, 3J044BA01
, 3J044BA04
, 3J044BB14
, 3J044BB20
, 3J044BB35
, 3J044BB39
, 3J044BC04
, 3J044BC07
, 3J044BC13
, 3J044BC19
, 3J044DA09
, 4K029AA02
, 4K029BA34
, 4K029BB00
, 4K029BD00
, 4K029BD04
, 4K029CA01
, 4K029DD06
, 4K029EA00
, 4K029EA01
引用特許:
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