特許
J-GLOBAL ID:200903003067378045

磁気特性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-008437
公開番号(公開出願番号):特開2004-218024
出願日: 2003年01月16日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】磁気特性に優れた方向性電磁鋼板を低コストで製造する方法を提供する。【解決手段】C:0.01〜0.08質量%、Si:2.0〜4.5質量%およびMn:0.01〜0.5質量%を含有し、S、SeおよびOを各々50質量ppm未満、Nを60質量ppm 未満ならびにSol.Alを100質量ppm未満に抑制する鋼スラブに、焼鈍および圧延を施して最終板厚の冷間圧延板とした後、一次再結晶焼鈍を施し、焼鈍分離剤を塗布し、二次再結晶焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、一次再結晶焼鈍後の鋼板における結晶粒径を8〜25μmの範囲とし、二次再結晶焼鈍の昇温過程における、800〜900°Cの平均昇温速度を0.5〜5°C/hの範囲とし、二次再結晶焼鈍の昇温過程にて、900°Cと800°Cでの鋼板窒素量差を-10ppm〜+25ppmの範囲とすることを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
C:0.01〜0.08質量%、Si:2.0〜4.5質量%およびMn:0.01〜0.5質量%を含有するとともに、S、SeおよびOを各々50質量ppm 未満、Nを60質量ppm 未満ならびにSol.Alを100質量ppm未満に抑制し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる鋼スラブに、焼鈍および圧延を施して最終板厚の冷間圧延板とした後、一次再結晶焼鈍を施し、焼鈍分離剤を塗布し、二次再結晶焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、 (1)一次再結晶焼鈍後の鋼板における結晶粒径を8〜25μmの範囲とすること、 (2)二次再結晶焼鈍の昇温過程における、800 °Cから900 °Cまでの平均昇温速度を0.5〜5 °C/hの範囲とすること、および、 (3)二次再結晶焼鈍の昇温過程にて、900 °Cでの鋼板窒素量から800 °Cでの鋼板窒素量を減じたときの鋼板窒素量差を-10ppm〜+25ppmの範囲とすること、 を特徴とする磁気特性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (2件):
C21D9/46 ,  H01F1/16
FI (2件):
C21D9/46 501A ,  H01F1/16 B
Fターム (13件):
4K033AA02 ,  4K033CA01 ,  4K033CA02 ,  4K033CA03 ,  4K033CA09 ,  4K033DA01 ,  4K033MA04 ,  5E041AA02 ,  5E041CA02 ,  5E041HB11 ,  5E041NN01 ,  5E041NN06 ,  5E041NN18
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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