特許
J-GLOBAL ID:200903003093884412

蒸発燃料処理装置の診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-235334
公開番号(公開出願番号):特開2000-064914
出願日: 1998年08月21日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 相対圧センサを用いてのリーク診断から大気圧の変化分の影響を排除する。【解決手段】 燃料タンク31からパージコントロールバルブ37までの流路の減圧を完了したときの流路圧力(第1流路圧力)P1を、またそれから一定時間が経過したときの流路圧力(第2流路圧力)P2をサンプリング手段42が、流路圧力を大気圧からの相対圧として検出する手段39を用いてそれぞれサンプリングし、これら流路圧力の差圧ΔPeと所定値とを比較することにより診断手段44がリーク診断を行う。この場合に、第1流路圧力P1をサンプリングしたときの大気圧(第1大気圧)Pa1を、また前記第2流路圧力P2をサンプリングしたときの大気圧(第2大気圧)Pa2をサンプリング手段46がそれぞれサンプリングし、これら大気圧の変化分で前記差圧ΔPeを補正手段48が補正する。
請求項(抜粋):
燃料タンク上部のベーパをキャニスタに導く第1の通路と、前記キャニスタとスロットルバルブ下流の吸気管とを連通する第2の通路と、この第2通路を開閉するパージコントロールバルブと、前記キャニスタの大気解放口を開閉するドレンカットバルブと、前記燃料タンクから前記パージコントロールバルブまでの流路圧力を大気圧からの相対圧として検出する手段と、リーク診断条件の成立時であるかどうかを判定する手段と、この判定結果よりリーク診断条件の成立時に前記ドレンカットバルブと前記パージコントロールバルブを用いて前記燃料タンクから前記パージコントロールバルブまでの流路の圧力を減じる手段と、この減圧を完了したときの前記流路圧力を第1流路圧力として、またそれから一定時間が経過したときの前記流路圧力を第2流路圧力として前記検出手段を用いてそれぞれサンプリングする手段と、これらサンプリングされた流路圧力の差圧を計算する手段と、この計算された差圧と所定値とを比較することによりリーク診断を行う手段とを備える蒸発燃料処理装置の診断装置において、大気圧を検出する手段と、前記第1流路圧力をサンプリングしたときの大気圧を第1大気圧として、また前記第2流路圧力をサンプリングしたときの大気圧を第2大気圧として前記大気圧検出手段を用いてそれぞれサンプリングする手段と、これらサンプリングされた大気圧の変化分を計算する手段と、この計算された大気圧変化分で前記差圧を補正する手段とを設けたことを特徴とする蒸発燃料処理装置の診断装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301 ,  G01M 3/26
FI (3件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 301 H ,  G01M 3/26 A
Fターム (3件):
2G067AA48 ,  2G067CC03 ,  2G067DD02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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