特許
J-GLOBAL ID:200903003112365677

燃料電池の制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  青山 正和 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-171111
公開番号(公開出願番号):特開2005-353360
出願日: 2004年06月09日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
【課題】 燃料電池の始動開始直後においても迅速に外部出力を開始することができ、始動性を向上することができる燃料電池の制御装置および制御方法を提供する。【解決手段】 燃料電池1の始動時に、燃料電池1のアノード極1bに燃料ガスを供給するとともに燃料電池1のカソード極1cに酸化剤ガスを供給して発電を開始させる。前記アノード極1bから外部に排出される燃料ガスを、前記カソード極1cから外部に排出される酸化剤ガスにより希釈を行い、前記アノード極1bから燃料ガスの排出を開始してから終了するまで、前記燃料ガスを希釈するために必要な酸化剤ガスの必要希釈流量と、前記燃料電池1に要求される要求電力値に基づいて算出される外部出力に必要な酸化剤ガスの必要外部出力流量とをそれぞれ算出する。前記必要希釈流量と前記必要外部出力流量とを比較して大きい方の流量を、酸化剤ガスの流量として設定する制御を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料電池と、 前記燃料電池のアノード極に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、 前記アノード極の下流側に設けられ、前記アノード極から排出された燃料ガスを前記燃料電池外部に排出する燃料ガス排出手段と、 前記燃料ガス排出手段の下流側に設けられ、前記燃料電池のカソード極から排出された酸化剤ガスにより前記排出された燃料ガスを希釈する希釈部と、 前記燃料電池に要求電力を入力する要求電力入力手段と、前記酸化剤ガスの目標流量を設定する目標酸化剤ガス流量設定手段とを有する制御部と、 前記カソード極の下流側に設けられ、前記目標酸化剤ガス流量設定手段から得られた値によって酸化剤ガスの流量を調整する酸化剤ガス流量調整手段とを備える燃料電池の制御装置であって、 前記制御部は、 燃料ガスを所定量排出したときに前記燃料ガス排出手段を閉じ、 前記燃料ガスの希釈に必要な酸化剤ガスの希釈必要流量と、前記要求電圧入力手段で得られる要求電力値に基づいて外部出力に必要な酸化剤ガスの外部出力必要流量とをそれぞれ算出して、 前記目標酸化剤ガス流量設定手段は、前記希釈必要流量と外部出力必要流量とを比較して、大きい方を設定値とすることを特徴とする燃料電池の制御装置。
IPC (1件):
H01M8/04
FI (2件):
H01M8/04 J ,  H01M8/04 X
Fターム (3件):
5H027AA06 ,  5H027KK52 ,  5H027MM04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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