特許
J-GLOBAL ID:200903003125679441

定流量バルブを装備した医療用酸素濃縮器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武石 靖彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-372268
公開番号(公開出願番号):特開2001-187145
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 流出側の圧力変動に影響を受けず、処方せん通りの酸素ガス量を安定して供給可能な定流量バルブが装備された医療用酸素濃縮器を提供する。【解決手段】 圧力変動型の医療用酸素濃縮器における流量調節バルブが、ダイヤフラム2で区切られた2つの室1a、1bを有し、一定圧力の酸素ガスが分岐した流路により両室に供給され、吐出側の室1bへは、マイクロバルブ3の先端側に設けられたニードル4を経て酸素ガスが流入する。室1b内には、室2bの圧力が第1室の一定圧力と平衡を保つようにしてダイヤフラムを支持するスプリング部材5と、スプリング部材の伸縮により室2bの圧力が室1aの圧力と平衡を保つようにガス流出を調整可能なバルブ部6が存在し、ニードル前後の差圧は常に一定となる。マイクロバルブに遊星歯車装置を連結することで、360度以内の回転角度で閉塞〜全開までの流量調整を行うことが可能となる。
請求項(抜粋):
酸素よりも窒素を選択的に吸着し得る吸着剤を充填した少なくとも1個以上の吸着筒と、該吸着筒に空気を供給するための空気圧縮機と、該吸着筒で濃縮した酸素を貯留するための製品ガスタンクを有し、上記製品ガスタンクからの酸素ガスが流量調節バルブによって流量調節された後で吐出される圧力変動型の医療用酸素濃縮器において、上記流量調節バルブが、流出側に圧力変動が生じても予め設定された流量の酸素ガスを流し得る定流量バルブAで、当該定流量バルブA内には、ダイヤフラム2にて区切られた室1aと室1bが存在し、かつ上記製品ガスタンクからの一定圧力の酸素ガスが上記室1aと室1bに分岐して供給される流路が存在しており、上記流路における室1bへ向かう分岐部にはマイクロバルブ3が設けられており、上記マイクロバルブ3の先端側に設けられたニードル4を経て室1bへ酸素ガスが流入する構造を有しており、上記ニードル4によって室1bへのガス流量が調整可能であること、上記室1bの内部には、上記ダイヤフラム2を支持するようにしてスプリング部材5が設けられており、当該スプリング部材5のバネ圧により上記室1bの圧力が、上記室1aの一定圧力と平衡を保つようになっていること、及び、上記室1bの内部には、上記スプリング部材5の伸縮によって、当該室1bの圧力が上記室1aの圧力と平衡を保つようにガス吐出量を調整可能なバルブ部6が設けられており、当該バルブ部6の作用によって、上記ニードル4前後の差圧が常に一定となる構造であることを特徴とする、定流量バルブを装備した医療用酸素濃縮器。
IPC (3件):
A61M 16/10 ,  A61M 16/20 ,  G05D 7/01
FI (3件):
A61M 16/10 B ,  A61M 16/20 F ,  G05D 7/01 A
Fターム (12件):
5H307AA14 ,  5H307BB01 ,  5H307DD01 ,  5H307DD02 ,  5H307DD07 ,  5H307EE02 ,  5H307EE09 ,  5H307GG01 ,  5H307GG11 ,  5H307JJ03 ,  5H307KK01 ,  5H307KK08
引用特許:
審査官引用 (7件)
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