特許
J-GLOBAL ID:200903003130976713

符号化励起を用いる三次元フロー・イメージング方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-056867
公開番号(公開出願番号):特開2000-316860
出願日: 2000年03月02日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 高分解能、高フレーム・レート、高SNR/ダイナミック・レンジ、及び全て方向での流れ感度が得られるような、血流及び造影剤を三次元イメージングするための方法及び装置を提供する。【解決手段】 符号化励起及びウォール・フィルタ処理を用いる三次元フロー・イメージングを実行する際、基本周波数を中心とした符号化広帯域パルス系列を特定の送信焦点位置へ送信する。受信時に、各々のファイアリングで取得された受信信号を圧縮し帯域通過フィルタ処理して、基本周波数を中心とする圧縮パルスを分離する。該圧縮分離された信号をウォール・フィルタ処理して、フロー・イメージング画像を抽出する。この過程を、多数の走査平面の各々における多数の送信焦点位置について繰り返す。次いで、ボリューム・レンダリングされた画像を作成し、これにより使用者が任意の角度からデータ・ボリュームを見ることができるようにする。
請求項(抜粋):
多数のトランスデューサ素子を有し、電気的な起動に応答して基本周波数を中心とする波動エネルギを送信すると共に、帰投した波動エネルギを電気信号へ変換するトランスデューサ・アレイと、前記トランスデューサ・アレイに結合されていて、複数の前記トランスデューサ素子を起動して、多数の走査平面の各々における多数の送信焦点位置の各々について第1及び第2の送信事象時に送信符号で符号化された集束した波動エネルギを送信するようにプログラムされている送信器と、前記多数の走査平面の各々における多数の走査線の各々について前記第1及び第2の送信事象に続いて前記複数のトランスデューサ素子によりそれぞれ発生される電気信号から第1及び第2の受信信号をそれぞれ形成するようにプログラムされている受信器と、前記第1及び第2の受信信号の第1及び第2の基本信号成分をそれぞれ圧縮して帯域通過させると共に、所定の閾値を上回る速度で運動する波動エネルギ反射体に対応する周波数を選択的に通過させるように第1及び第2の組のフィルタ係数でプログラムされていて、前記多数の走査平面の各々における多数の走査線の各々について、前記圧縮され帯域通過させた第1及び第2の基本信号成分並びに前記選択的に通過させた周波数から少なくとも部分的に導き出される流れ信号を形成するウォール・フィルタと、前記多数の走査平面の各々についてそれぞれの流れ信号の組を記憶して、データ・ボリュームを形成するメモリと、前記データ・ボリュームに投影変換を適用することによってイメージング平面上に制御可能な配置方向を有する前記データ・ボリュームの三次元投影を表すイメージング・データを作成するようにプログラムされているコンピュータと、前記三次元投影の関数である画像を表示するサブシステムと、を備えているイメージング・システム。
IPC (2件):
A61B 8/06 ,  G06T 1/00 290
FI (2件):
A61B 8/06 ,  G06T 1/00 290 D
引用特許:
審査官引用 (6件)
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