特許
J-GLOBAL ID:200903003164794800
温度異常処理方式及び温度異常処理機能を有するデータ処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西村 征生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-134003
公開番号(公開出願番号):特開平8-328688
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】 システムクロックの周波数を下げても、装置内の温度上昇を抑えることができない場合でも、処理中のファイル破壊を回避できるようにする。【構成】 周波数制御プログラム1Aは、温度監視回路6から検出信号の供給を受けると、システムクロック発生器7に対し、現在の設定から一段階周波数を低下させ、これ以上周波数を低下させられない状態になったときで、装置内の温度が、依然基準温度を下回らないときは、シャットダウンプログラム1Bに対して、システム断要求を発行する。シャットダウンプログラム1Bは、周波数制御プログラム1Aからのシステム断要求によって起動し、稼働中の全プログラムを安全に中断させる終了処理(システム断処理)を行った後に、電源断を実行する。
請求項(抜粋):
周波数をプログラム制御で多段階に変えることのできるシステムクロック生成器を備え、該システムクロック生成器から出力されるシステムクロックに同期して動作するデータ処理装置内の温度異常を処理するための温度異常処理方式であって、装置内に設置された温度センサからの出力信号に基づいて、前記装置内の温度を監視し、前記装置内の温度が予め設定された基準温度を越えたときは、前記システムクロック生成器に対し、現在の設定から一段階又は数段階周波数を同時に又は逐次低下させ、これ以上周波数を低下させられない状態になっても、前記装置内の温度が依然前記基準温度を下回らないときは、電源断プログラムに対しシステム断要求を発行する温度監視・周波数制御プロセスと、該温度監視・周波数制御プログラムからのシステム断要求を受け付けると、稼働中の他の全プロセスを安全に中断させる終了処理を行った後に、電源断を実行する電源断プロセスとを含んでなることを特徴とする温度異常処理方式。
IPC (4件):
G06F 1/08
, H03K 19/003
, H03L 1/02
, H03L 7/18
FI (4件):
G06F 1/04 320 B
, H03K 19/003 Z
, H03L 1/02
, H03L 7/18 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平3-011409
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発熱抑止方式
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-169984
出願人:株式会社日立製作所
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クロック制御方法及びその制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-334031
出願人:沖電気工業株式会社
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