特許
J-GLOBAL ID:200903003189788660

油入電気機器の寿命診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-021863
公開番号(公開出願番号):特開2001-210538
出願日: 2000年01月26日
公開日(公表日): 2001年08月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 油入電気機器の余寿命を推定する際に、絶縁油中の絶縁紙劣化指標成分量から絶縁紙の平均重合度または平均重合度残率への従来の換算方法および寿命推定式等を使用せずに精度よく油入電気機器の寿命を診断する方法を提供する。【解決手段】 油入電気機器の寿命診断において当該油入電気機器が、絶縁紙平均重合度450以下である油入電気機器に属する確率(以下、「絶縁紙平均重合度450以下である確率」という。)の考え方を導入する。具体的には、1)油入電気機器から採取される絶縁油中の絶縁紙劣化指標成分量を測定し、2)該測定値から、絶縁紙劣化指標成分量に対する絶縁紙平均重合度450以下である確率を0%〜100%の範囲で求め、3)得られた絶縁紙平均重合度450以下である確率の推移で油入電気機器の余寿命を推定することからなる油入電気機器の寿命診断方法である。
請求項(抜粋):
油入電気機器の余寿命を、絶縁油中に生成した絶縁紙劣化指標成分量から推定する油入電気機器の寿命診断方法であって、1)前記油入電気機器から採取した絶縁油中の絶縁紙劣化指標成分量を測定し、2)前記1)で得られた絶縁紙劣化指標成分量の測定値から、下記のステップ?@および?Aを経て作成された関係図IIを用いて、当該油入電気機器が、絶縁紙平均重合度450以下である油入電気機器に属する確率を求め、ステップ?@:統計的解析の可能な台数の油入電気機器から収集した過去の解析結果に基づいて絶縁紙劣化指標成分量と絶縁紙平均重合度との関係図Iを作成し、ステップ?A:関係図Iに基づいて絶縁紙劣化指標成分量と絶縁紙平均重合度450以下である油入電気機器に属する油入電気機器の確率0%〜100%との対応関係を示す関係図IIを作成する。3)前記2)で得られた当該油入電気機器の前記確率および当該油入電気機器の現在まで経時的に測定された絶縁紙劣化指標成分量から求めた確率と対応する運転時間とに基づいて作成された関係図III を用いて前記油入電気機器の余寿命を推定することを特徴とする油入電気機器の寿命診断方法。
IPC (3件):
H01F 41/00 ,  H01F 27/00 ,  H01F 27/12
FI (3件):
H01F 41/00 D ,  H01F 27/00 H ,  H01F 27/12 Z
Fターム (1件):
5E050CA10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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