特許
J-GLOBAL ID:200903003269889254

放射状配電系統における潮流計算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-059679
公開番号(公開出願番号):特開平11-262180
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 SVRを考慮して単相または三相潮流計算を高速に行う。【解決手段】 系統データを入力するステップと、各分岐線の末端ノードから負荷量の総和を求めていき、先頭ノードへの流入電力を状態変数の初期値として計算するステップと、ブランチが送電線または変圧器の時には、着目ノードの有効電力、無効電力、電圧を、上流ノードの状態量の関数である状態方程式により求め、前記ブランチが自動電圧調整器である時には、着目ノードの有効電力、無効電力、電圧を、上流ノードの状態量の関数である状態方程式と、自動電圧調整器の二次側電圧規定値から求めたタップの値とを用いて求める前進計算ステップと、末端ノードの流出電力を先頭ノードの流入電力から差し引いて前記状態変数を更新する後進計算ステップと、各分岐線の末端ノードの流出電力がしきい値以下になったことを判定して計算を収束させる収束判定ステップとを有する。
請求項(抜粋):
自動電圧調整器が存在する放射状配電系統を、ブランチと負荷とをノードとするネットワークにより表現し、各ノードにおける有効電力、無効電力、電圧を状態方程式により求める単相潮流計算方法において、配電系統の電源電圧、負荷容量、線路データ、変圧器データ、自動電圧調整器データを入力するステップと、各分岐線の末端ノードから先頭ノードに向けて負荷量の総和を求めていき、先頭ノードへの流入電力を状態変数の初期値として計算するステップと、前記ブランチが送電線または変圧器である場合には、着目ノードの状態量としての有効電力、無効電力、電圧を、上流ノードの有効電力、無効電力、電圧の関数である状態方程式により求め、前記ブランチが自動電圧調整器である場合には、着目ノードの状態量としての有効電力、無効電力、電圧を、上流ノードの有効電力、無効電力、電圧の関数である状態方程式と、自動電圧調整器の二次側電圧規定値から求めたタップの値とを用いて求める前進計算ステップと、各分岐線の末端ノードにおける流出電力を先頭ノードにおける流入電力から差し引いて前記状態変数を更新する後進計算ステップと、各分岐線の末端ノードにおける流出電力がしきい値以下になったことを判定して計算を収束させる収束判定ステップと、を有することを特徴とする放射状配電系統における潮流計算方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る