特許
J-GLOBAL ID:200903003288567152

経皮ルートによって心臓弁を交換するためのデバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-537666
公開番号(公開出願番号):特表2003-513751
出願日: 2000年11月15日
公開日(公表日): 2003年04月15日
要約:
【要約】心停止及び心臓切開を行わずに、心臓弁の交換を可能にする。【解決手段】この発明は、細長い支持部材(2)と、この細長い部材(2)の周辺に配置された細長いブレード(30)の二つのシリーズとを有するデバイス(1)に関する。前記ブレード(30)は対向する切断エッジ(30a,30b)を有しており、花冠形状に開くことができ、それらの切断エッジが相互に連続して円形の切断エッジを形成するような形に設置されている。前記ブレード(30)は相互に近づけることが可能であり、それによって、それらの円形切断エッジが生体弁(55,56)を切断し、それを導管(50)から分離できる。
請求項(抜粋):
人体導管(50)の中に位置する心臓弁(55,56)を経皮ルートを介して交換するためのデバイス(1)であって、 -細長い支持部材(2)と、 -この細長い部材(2)の周囲に配置された細長いブレード(30)の第1のシリーズ(11)と、 -前記第1のブレードシリーズ(11)の末端方向の後方に配置されたブレード(30)の第2のシリーズ(12)と、 -前記第1及び第2のブレードシリーズ(11,12)のブレード(30)をそれらが折り畳まれた状態からそれらが拡げられた状態へと変位させるための手段(31)と、 -前記ブレードシリーズ(11,12)を一つの位置と当接した位置との間で相互に軸方向へ移動させるための手段(6,7)と、 -生体弁(55,56)に対するデバイス(1)の軸方向の位置を経皮ルートによって識別して、前記二つのブレードシリーズ(11,12)の各々をこの弁の一方のサイドへ位置決めする手段と、 を有し、第1のブレードシリーズのブレード(30)はそれらの長手方向の基端において前記細長い部材(2)へ旋回可能な状態で連結され、それぞれがそれらの長手方向末端に切断エッジ(30a)を有し、これらのブレード(30)は、前記細長い部材(2)に対して、折り畳まれた状態と拡げられた状態との間で旋回可能であり、折り畳まれた状態とは、ブレードが細長い部材(2)の壁に近接し、それらが、生体弁(55,56)が位置する人体導管(50)、特に、大動脈の中へのデバイス(1)の導入やその中での摺動を妨害しないような状態であり、一方、拡げられた状態とは、これらのブレード(30)が花冠の形に展開され、それらの切断エッジ(30a)が相互に連続するように配置され、円形の切断エッジを構成する状態であり、 第2のブレードシリーズ(12)のブレード(30)は、この第2のブレードシリーズ(12)のこれらのブレード(30)がそれらの長手方向末端によって前記細長い部材へ連結されていて各々がそれらの長手方向基端に切断エッジ(30b)を有していることを除いて、前記第1のブレードシリーズ(11)のブレード(30)と同一の構造を有し、 ブレードシリーズ(11,12)の一つの位置とは、これらのブレードシリーズが相互に離間されていて、一方のブレードシリーズ(11)が生体弁(55,56)の軸方向の一方のサイドへ配置可能であり、他方のブレードシリーズ(12)がこの弁(55,56)の軸方向の他方のサイドへ配置された位置であり、当接した位置とは、これら二つのブレードシリーズ(11,12)の円形の切断エッジが相互に接触した状態になり、生体弁(55,56)を切断してそれを人体導管(50)から取り外すことができるような位置であるデバイス(1)。
IPC (4件):
A61F 2/24 ,  A61B 17/00 320 ,  A61B 17/32 ,  A61L 27/00
FI (4件):
A61F 2/24 ,  A61B 17/00 320 ,  A61B 17/32 ,  A61L 27/00 E
Fターム (10件):
4C060MM25 ,  4C081AB17 ,  4C081CA291 ,  4C081CD34 ,  4C081CG03 ,  4C097AA27 ,  4C097BB01 ,  4C097DD01 ,  4C097DD10 ,  4C097SB02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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