特許
J-GLOBAL ID:200903003333157440

無線パケット転送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-053941
公開番号(公開出願番号):特開平11-252114
出願日: 1998年03月05日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 直接転送方法によるパケット転送が失敗に終わる可能性が低く、その一方、可能な限り直接転送方法によるパケット転送を行うことができる無線パケット転送方法を提供する。【解決手段】 無線端末1〜4は、任意の無線端末宛てに送信されたパケットの自局における受信状況等に基づき、直接転送方法によるパケット転送が成功する可能性が高い無線端末のみを直接転送テーブルに登録し、この登録した無線端末のみは直接転送方法の適用対象とし、他の無線端末に対しては無線基地局10経由の中継転送方法を適用する。
請求項(抜粋):
無線端末が他の無線端末に宛ててパケットを送信する場合に、当該送信元無線端末が無線基地局に対してパケットを送信し、当該無線基地局が当該宛先無線端末に当該パケットを送信する中継転送方法、または、当該送信元無線端末が当該宛先無線端末に当該パケットを直接送信する直接転送方法のいずれかを選択し、選択した方法により当該パケットの転送を行い、前記宛先無線端末および前記無線基地局は前記パケットを誤りなく受信した場合に応答信号を送信し、前記送信元無線端末は、前記パケットの送信後一定期間内に前記応答信号を受信した場合にはパケット送信完了と判断し、前記パケットの送信後一定期間内に前記応答信号を受信しない場合にはパケット送信不完了と判断して当該パケットの再送を行う無線パケット転送方法において、前記無線端末は、a.前記直接転送方法の適用が可能な無線端末を特定する直接転送テーブルを記憶し、b.任意の他の無線端末宛てにパケットを転送するとき、当該宛先無線端末が前記直接転送テーブルに登録されていない場合には前記中継転送方法によりパケットの転送を行い、当該宛先無線端末が前記直接転送テーブルに登録されている場合には前記直接転送方法によりパケットの転送を行い、c.任意の無線端末宛てに送信されたパケットの自局における受信状況に基づき、当該パケットの送信元無線端末が前記直接転送テーブルに登録されるための登録条件を満たすか否かの判定を行い、当該登録条件を満たす場合に当該送信元無線端末を前記直接転送テーブルに登録し、d.自局が前記直接転送テーブルに登録された無線端末宛てにパケットを送信した場合の送信結果または任意の無線端末から当該無線端末宛てに送信したパケットを自局が受信した場合の受信状況の少なくとも一方に基づき、前記直接転送テーブルにおける当該無線端末の登録を抹消するための登録抹消条件を満たすか否かの判定を行い、当該登録抹消条件を満たす場合に前記直接転送テーブルにおける当該無線端末の登録を抹消することを特徴とする無線パケット転送方法。
IPC (5件):
H04L 12/28 ,  H04B 7/26 ,  H04Q 7/38 ,  H04L 1/16 ,  H04L 12/56
FI (5件):
H04L 11/00 310 B ,  H04L 1/16 ,  H04B 7/26 A ,  H04B 7/26 109 M ,  H04L 11/20 102 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 通信用ノードおよび通信方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-168441   出願人:インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション
  • 無線通信方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-126012   出願人:古河電気工業株式会社
  • 無線LANメディアアクセス方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-093487   出願人:シャープ株式会社

前のページに戻る