特許
J-GLOBAL ID:200903003355537549

橋梁の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 相田 伸二 ,  近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-056769
公開番号(公開出願番号):特開2004-263502
出願日: 2003年03月04日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
【課題】短時間で、安全に、橋脚上に橋桁を接合・構築する橋梁の施工方法の提供。【解決手段】橋脚2を、複数の鋼管柱5及びコンクリート7から構築し、橋桁10の一部を予め構築しておく。橋桁には、接合部9が内部にコンクリート打設空間9cを形成する形で形成されている。接合部には、鋼管挿入支持部10aが形成されている。鋼管挿入支持部に仮支持用鋼管柱の先端部5cを挿入させて、鋼管挿入支持部と仮支持用鋼管柱により、橋桁を橋脚上に仮置きし、仮置きされた橋桁を足場としてコンクリート打設空間9cにコンクリート7を打設して、鋼管柱と橋桁を一体化する。橋桁の一部を工場などで予め製作することが可能となり、狭い橋脚上で橋桁を構築する必要がなくなる。橋桁の工場施工が可能となり、作業性が向上し、短時間での施工が可能。仮置きされた橋桁や橋脚上部を足場として活用することが出来、足場の構築やその撤去にかかる工数と資材の節約が可能。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
橋脚及び該橋脚上に構築される鋼製の橋桁を、接合部を介して接合して橋梁を構築する施工方法であって、 前記橋脚の本体を、垂直方向に構築された複数の鋼管柱及びそれら鋼管柱の少なくとも外側に打設されたコンクリートから構築し、 前記鋼製の橋桁の全部または一部を、予め構築しておき、 前記橋桁は、前記接合部が該橋桁を構成する部材を型枠兼用部材として内部にコンクリート打設空間を形成する形で形成されており、 前記接合部には、前記複数の鋼管柱のうち、少なくとも1本の仮支持用鋼管柱を受け入れ可能な筒状の鋼管挿入支持部が形成されており、 前記接合部内に前記橋脚の鋼管柱の先端部を挿入させると共に、前記鋼管挿入支持部に前記仮支持用鋼管柱の先端部を挿入させて、該鋼管挿入支持部と仮支持用鋼管柱により、前記予め構築された全部または一部の橋桁を前記橋脚の上端部に仮置きし、 その状態で、仮置きされた橋桁を足場として利用して、前記接合部のコンクリート打設空間にコンクリートを打設して、前記鋼管柱と前記橋桁を一体化するようにして構成した、 橋梁の施工方法。
IPC (2件):
E01D21/00 ,  E01D19/02
FI (2件):
E01D21/00 B ,  E01D19/02
Fターム (4件):
2D059AA03 ,  2D059AA07 ,  2D059CC05 ,  2D059GG55
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (6件)
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