特許
J-GLOBAL ID:200903003390096873
飛行時間型質量分析装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-364119
公開番号(公開出願番号):特開平11-185696
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 リニア型TOFMSにおいて分解能を向上させる。【解決手段】 飛行空間22の出口に偏向電極34を配設し、荷電粒子(イオン)の進行方向を曲げて第2検出器33に導く。一方、電荷をもたない中性粒子は直進し第1検出器32に到達する。同一時刻にサンプル12から発生したイオンの一部は飛行途中で分解し、それにより生じた中性粒子の飛行時間はばらつくが、第2検出器33によりイオンのみを分離して検出しているので、鋭いピークが得られ分解能が向上する。
請求項(抜粋):
イオン源にて発生した各種イオンを加速した後に飛行空間内に導入して直線的に飛行させ、イオンの質量数に応じて相異なる飛行時間をもって飛行空間を通り抜けたイオンを検出する飛行時間型質量分析装置において、a)飛行空間出口の直進前方に配設された非荷電粒子を検出するための第1の検出器と、b)該第1の検出器と前記飛行空間出口との間に配設された偏向手段と、c)該偏向手段により進行方向が曲げられた荷電粒子を検出するための第2の検出器と、を備えることを特徴とする飛行時間型質量分析装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H01J 49/40
, G01N 27/62 K
引用特許:
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