特許
J-GLOBAL ID:200903003408626514
車両駆動用燃料電池における空気供給システムおよび空気供給方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
後藤 政喜
, 藤井 正弘
, 三田 康成
, 飯田 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-128207
公開番号(公開出願番号):特開2007-299691
出願日: 2006年05月02日
公開日(公表日): 2007年11月15日
要約:
【課題】要求される広い運転範囲(空気流量と圧力)において効率が高く、また高流量運転時における騒音が低い長寿命な車両駆動用燃料電池における空気供給システムとする。【解決手段】容量の大きい圧縮機2のロータ軸30A、32Aを、大小圧縮機2、3から燃料電池1への供給通路を分岐させて形成した空気導入通路17および空気導入通路17を開閉する遮断弁18を介して導入する圧縮空気により作動する空気軸受20で支持し、燃料電池1に要求される出力が比較的少ない場合には小圧縮機3を運転し、要求される出力が高まるに対応して、前記遮断弁18を開放して供給空気の一部を大圧縮機2の空気軸受20に供給した状態で大圧縮機2を起動運転させ、さらなる要求出力の増加に対して小圧縮機3を停止させて大圧縮機2に運転を切換えるようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料電池へ空気を供給する吐出容量の異なる大小複数の圧縮機を備える空気供給装置と、前記燃料電池に要求される出力に対応して前記燃料電池へ空気を送るように前記複数の圧縮機を切換えて制御する制御手段と、を備える燃料電池への空気供給システムにおいて、
前記容量の大きい圧縮機のロータ軸を、両圧縮機から燃料電池への供給通路を分岐させて形成した空気導入通路および空気導入通路を開閉する遮断弁を介して導入する圧縮空気により作動する空気軸受で支持させ、
前記制御手段により、燃料電池に要求される出力が比較的少ない場合には容量の小さい圧縮機を運転し、要求される出力が高まるに対応して、前記遮断弁を開放して供給空気の一部を容量の大きい圧縮機の空気軸受に供給し、その状態で容量の大きい圧縮機を起動運転させ、さらなる要求出力の増加に対応して容量の小さい圧縮機を停止させて容量の大きい圧縮機に運転を切換えることを特徴とする燃料電池への空気供給システム。
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (3件):
5H027AA02
, 5H027BC06
, 5H027MM04
引用特許:
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