特許
J-GLOBAL ID:200903003426927149
紙材料から作られたカップ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
風早 信昭
, 浅野 典子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-519827
公開番号(公開出願番号):特表2009-543738
出願日: 2007年07月10日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
紙材料から作られかつ充填可能な内部(5)を持つカップ(1)であって、内部(5)が円錐形套管(2)と底(3)により形成され、さらに底(3)が底スカート(4)により本質的に液密方式で套管(2)に内部(5)の下方端で取付けられているものにおいて、底スカート(4)の領域の套管(2)及び/または底(3)及び/または底スカート(4)自体が少なくとも周囲に沿った領域に外向きに突出する広がり(10)を含むこと、及び広がり(10)の下方縁(14)がカップ(1)のための立ち表面を形成することを特徴とするカップ。
底スカート(4)が、軸方向断面で見たときカップ(1)の中心軸(13)に対して種々の傾斜角度(β,γ)を持ち、さらに底スカート(4)が増加した傾斜角度(β)を持って下方縁(14)の領域で広がることを特徴とする請求項1に記載のカップ。
底スカート(4)での広がり(10)の高さ(B)が底スカート(4)の高さ(Z)の略半分に相当することを特徴とする請求項1または2に記載のカップ。
広がり(10)周りの直径(Y)が底(3)周りの直径(D)より大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のカップ。
底スカート(4)が、カップ(1)が積重ねられるとき同様なカップ(1′)と一緒に作用することができる保持手段(9)を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のカップ。
広がり(10)自体が保持手段(9)を形成することを特徴とする請求項5に記載のカップ。
第一保持手段(7)が内部(5)を構成する套管(2)上に配置され、この保持手段(7)が積重ね時に同様なカップ(1′)に付与された第二保持手段(9′)と一緒に作用することができることを特徴とする請求項5または6に記載のカップ。
第二保持手段(9)の寸法(Y)が、同じ形式の別のカップ(1′)を保持するための第一手段(7)の寸法(X)に適合されていることを特徴とする請求項7に記載のカップ。
同じ形式の別のカップ(1′)を保持するための第一手段(7)がリブ(58)またはビード(8;48;68;78)として設計され、それらが内部(5)を構成する套管(2)の周囲に沿った少なくとも一つの領域に成形されていることを特徴とする請求項7または8に記載のカップ。
カップ(1)が外部套管(417;517;617;717)を含むことを特徴とする請求項1から9のいずれか一つに記載のカップ。
外部套管(417;517;617;717)の外部輪郭が、内部(5)を構成する套管(2)に対する平行線(15)内に位置されており、前記平行線(15)が底スカート(4)の広がり(10)上に配置されていることを特徴とする請求項10に記載のカップ。
外部套管(417;517;617;717)が底(3)の下で終りかつこれにより広がり(10)からの距離(E)を持つことを特徴とする請求項10または11に記載のカップ。
円錐形套管とこの套管の小さい方の周囲の領域に底スカートにより液密で取付けられた底とからなるカップを紙材料から製造するための方法において、充填可能な内部を持つ本質的に液密の半完成製品が使用され、そこでは底スカートの領域の套管及び/または底及び/または底スカート自体が周囲に沿った少なくとも一つの領域で外向きに広げられることを特徴とする方法。
半完成製品が使用され、そこでは底スカートが、軸方向断面で見たときカップの中心軸に本質的に平行に延びることを特徴とする請求項13に記載の方法。
紙材料が広げ工程前及び/または広げ工程時に底スカートの領域で暖められることを特徴とする請求項13または14に記載の方法。
外部套管が、内部を構成する円錐形套管上でスライドされかつそれに固定されることを特徴とする請求項13から15のいずれか一つに記載の方法。
積重ね可能なカップを製造するための請求項13から16のいずれか一つに記載の方法において、次の工程を特徴とする方法:
- 同じ形式の別のカップを内部構成套管上に保持するための少なくとも一つの第一手段の形成;
- 底スカート上に保持するための第二手段の形成、但しこの第二保持手段は、カップが積重ねられるとき同様なカップに付与された第一保持手段と一緒に作用することができる。
積重ね可能なカップを製造するための請求項13から17のいずれか一つに記載の方法において、次の工程を特徴とする方法:
- 同じ形式の別のカップを内部構成套管上に保持するための少なくとも一つの第一手段の形成;
- 内部構成円錐形套管上の外部套管のスライド;
- 内部構成套管への外部套管の固定;
- 外部套管の固定に続いて、底スカートでの第二保持手段の形成、但しこの第二保持手段は、カップが積重ねられるとき同様なカップに付与された第一保持手段と一緒に作用することができる。
少なくとも一つのビードまたはリブが同じ形式の別のカップを保持するための第一手段として内部を構成する套管の周囲に沿った領域に形成されていることを特徴とする請求項17または18に記載の方法。
請求項(抜粋):
紙材料から作られかつ充填可能な内部(5)を持つカップ(1)であって、内部(5)が円錐形套管(2)と底(3)により形成され、さらに底(3)が底スカート(4)により本質的に液密方式で套管(2)に内部(5)の下方端で取付けられているものにおいて、底スカート(4)の領域の套管(2)及び/または底(3)及び/または底スカート(4)自体が少なくとも周囲に沿った領域に外向きに突出する広がり(10)を含むこと、及び広がり(10)の下方縁(14)がカップ(1)のための立ち表面を形成することを特徴とするカップ。
IPC (4件):
B65D 3/06
, B65D 81/38
, B65D 3/22
, B65D 21/02
FI (4件):
B65D3/06 B
, B65D81/38 E
, B65D3/22 C
, B65D21/02 302
Fターム (14件):
3E006FA02
, 3E067AA03
, 3E067AC01
, 3E067BA07B
, 3E067BA20C
, 3E067BB25B
, 3E067BB25C
, 3E067BC01B
, 3E067BC01C
, 3E067CA18
, 3E067FA04
, 3E067FC01
, 3E067GA12
, 3E067GD10
引用特許:
審査官引用 (6件)
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拡張部が形成された紙カップ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-291941
出願人:ヤンチュル
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紙製断熱カップとその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-000337
出願人:凸版印刷株式会社
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複層容器
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-261360
出願人:日本紙パック株式会社
-
二重壁紙カップ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-328783
出願人:ミヒャエル・ヘルアウフ・マシーネンファブリク・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コムパニー・カーゲー
-
二重容器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-103832
出願人:十條セントラル株式会社
-
断熱性紙カップ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-174832
出願人:大日本印刷株式会社
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