特許
J-GLOBAL ID:200903003429698191

磁気共鳴映像法(MRI)コントラスト造影剤としての磁気イオン粒子分散液の使用法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-123637
公開番号(公開出願番号):特開平6-047024
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 磁気共鳴映像法(MRI)のコントラスト造影剤として、効果的なポジおよびネガのMRIコントラスト造影剤の製造に好適な高い磁気緩和r1 およびr2 と、r2 /r1 比が少なくとも7になるように超常磁性体固体粒子の安定な分散液を提供することである。【構成】 特定の粒径および比表面積と飽和磁化性状を有するフェライトらの超常磁性固体粒子を、高分子電解質、例えばポリアクリル酸ナトリウムで表面を被覆することにより、貯蔵安定性に優れて塊状物の生成のない磁気イオン粒子のコロイド分散液を得る。適当濃度に希釈して使用することによって、好適な磁気緩和時間のMRIコントラスト媒体として生体の器官、臓器、組織の診断に有用である。
請求項(抜粋):
超常磁性体固体粒子が一次粒径7-50nmおよび比表面積30-130m2 /gを有し、平均して1個の超常磁性固体粒子が分子量1,000-25,000および電荷数5以上の高分子電解質で被覆された形のコロイド単位で分散物質として磁気イオン粒子の分散液中に存在し、これによって得られたコントラスト造影剤の磁気緩和が20MHzおよび37°Cで測定してr1 が9×104 M-1s-1より大きくr2 のr1 に対する比率が少なくとも7である条件になることを特徴とする、二重目的のMRIコントラスト造影剤製造用の水性分散液の分散質として超常磁性体固体粒子と分子量1,000から25,000の少なくとも1種類の高分子電解質から主として構成される磁気イオン粒子分散液の使用法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  A61K 49/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る