特許
J-GLOBAL ID:200903003432900694

冷凍サイクル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-003576
公開番号(公開出願番号):特開2004-218858
出願日: 2003年01月09日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】コンプレッサ21の回転速度Ncが最低回転数となっても加熱能力が余っている暖房能力過多の状態において、コンプレッサ動力(電力)を低減することのできる冷凍サイクル制御装置を提供する。【解決手段】能力過多検出手段によって第1室内熱交換器22での暖房能力過多が検出された場合、絞り弁制御手段は第2可変絞り弁26の弁開度を制御して冷凍サイクル3の高圧圧力を下げる。通常時の暖房能力はコンプレッサ21の回転速度Ncによってコントロールするが、暖房能力過多と判定され回転速度Ncが最低回転速度まで下がっている場合は高圧圧力を下げることにより暖房能力を減少することができ、コンプレッサ21の動力も低減することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
(a)室内に空調風を導くための送風ダクト(2)と、 (b)前記送風ダクト(2)の内部に配置され除湿モード時に吸熱器として機能する第2室内熱交換器(27)、 前記送風ダクト(2)の内部にて前記第2室内熱交換器(27)より空気流れ下流側に配置され除湿モード時に放熱器として機能する第1室内熱交換器(22)、 前記送風ダクト(2)の外部に配置され除湿モード時に吸熱器または放熱器として機能する室外熱交換器(24)、 前記第1室内熱交換器(22)と前記室外熱交換器(24)との間に接続され前記第1室内熱交換器(22)より流入した冷媒を減圧させると共に弁開度を変更可能な第1可変絞り弁(23)、 前記室外熱交換器(24)と前記第2室内熱交換器(27)との間に接続され前記室外熱交換器(24)もしくは前記第2室内熱交換器(27)より流入した冷媒を減圧させると共に弁開度を変更可能な第2可変絞り弁(26)、 冷媒を圧縮すると共に回転速度(Nc)を可変して冷媒流量を可変する冷媒圧縮器(21)、 および前記冷媒圧縮機(21)より吐出された冷媒を前記第1室内熱交換器(22)・前記第1可変絞り弁(23)・前記室外熱交換器(24)・前記第2可変絞り弁(26)・前記第2室内熱交換器(27)・前記冷媒圧縮機(21)の経路で循環させる除湿モード用循環回路を有する冷凍サイクル(3)と、 (c)現在のサイクル効率を検出するサイクル効率検出手段と、 (d)目標のサイクル効率を算出するサイクル効率決定手段と、 (e)暖房モード時に、前記サイクル効率検出手段によって検出された現在のサイクル効率と前記サイクル効率決定手段によって設定された目標サイクル効率との偏差に基づいて前記第2可変絞り弁(26)の弁開度を制御する絞り弁制御手段と、 (f)前記第1室内熱交換器(22)の能力過多を検出する能力過多検出手段とを備えた冷凍サイクル制御装置において、 前記能力過多検出手段によって前記第1室内熱交換器(22)の能力過多が検出された場合、前記絞り弁制御手段は前記第2可変絞り弁(26)の弁開度を制御して前記冷凍サイクル(3)の高圧圧力を下げることを特徴とする冷凍サイクル制御装置。
IPC (2件):
F25B1/00 ,  B60H1/32
FI (3件):
F25B1/00 304F ,  F25B1/00 395Z ,  B60H1/32 624J
引用特許:
審査官引用 (4件)
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